CG PLAN
CGイメージによる
プランのご提案
某オフィスリノベーション
ヒアリング&コンセプト
- 社員数12名予定 女子社員を増やしたい
- 社員のモチベーションを上げたい
- 社長室・会議室はオープンよりも
クローズ - 応接室はオープンにしたい
- 会議などミーティングは
週2回程度 - 来客は有り
- 予算は500万円(家具、什器は別途)
- 今回は動線と方位に焦点を置き
プランニングとする - コンセプトは回遊性による環境の上昇
PLAN VIEW
平面図のご提案
Before
- 既存平面図
- 入口から入りエントランスと応接室がオープンになっており、会議室・ワークエリアにそれぞれ入っていく。デスク配置は定番であろう島型配置10人が座れる、ワークエリアに社長のデスクがオープンな形で配置されている。 間仕切りはアルミパーテーション及びスティールパーテーションで仕切られている。 (施工床面積は144.66㎡=約43.5坪、天井高は2630㎜)
After
- 提案プラン
入口から入り社長室、エントランスからはオープンな形でワークエリアと会議室に行けるようになっている。
南面と東面がガラス張りになっている為南東に会議室兼ブレイクルームを持っていく、窓際のカウンターに座り昼食なり休憩なりとカフェのような空間構成とした。デスク配置は卍型配置。
ここでデスクレイアウトのメリット、デメリットを上げる。
まず島型配置、日本のオフィス90%以上がこの配置を採用しているといわれている。
島型配置のメリットは「電話機が少なくてすむ」、「コミュニケーションが取りやすい」、「ピラミッド型の階層構造の為上司がわかりやすい」。
デメリットは「対面視線で集中を妨げる」、「プライバシーの確保が困難」、「グループ内の情報が外に出にくい」など。
卍型配置のメリットは「対面視線を避けられ視線のオンオフが出来る」、「プライバシーの確保ができ集中しやすい」、「他の島とのコミュニケーションもとりやすい」。
デメリット「島の人数が4人に限られる」、「島型よりスペース効率が悪い」、「大規模オフィスには不向き」。ちなみに島型は日本には多く存在するが外国ではあまり存在しない。昨今のワークスタイルは変化したと言わざるをえない、情報のネットワーク化である。 会社全体がネットワーク化され見知らぬ人どうしが同じプロジェクトを進めていくことは珍しくない、ここで必要なのは個人のプライバシー守り仕事のクオリティーを上げる事だと考える、以上のことを踏まえ今回は卍型配置を提案した。
コンセプトである「回遊性による環境の上昇」であるが平面図の矢印のようにエントランスからワークエリア、ブレイクエリア、社長室、またエントランスへぐるりと1周できるようになっており、壁を斜め配置、卍型デスク配置、各空間の2方向通路にすることにより、レイアウト上のネットワーク化を構築した。(各部屋の防災上、退路が1か所ではないので安全性にもよい)回遊性により情報の伝達をスムーズに行えコミュニケーションを取りやすくする、会議室をブレイクルームとしても使用し日の当たるエリアで社員同士または社長とオープンなカフェテリアのような空間で柔軟な意見交換で意識を高めてもらう、そんな気持ちを込めたプランニングとなった。
3D IMAGE PLAN
ご提案例
- 全体パース
- ◎間仕切り壁はアルミパーテーション
- ◎上部2枚は型ガラス、下部2枚はパネル
- ◎デスク配置は卍型配置プラン
- 全体パース
- ◎床はヘリンボーン貼りで提案
- ◎ブレイクエリアにはオリジナル大型デスクを配置
- ワークエリアからエントランスを見る
- 会議室・応接室・ブレイクエリア
- ◎全面ガラス張りのカウンターでひと休み
- ◎柱型には木毛セメント合板+L型鋼で装飾
- ワークエリアから待合室を見る
- ◎コミュニケーションも取りやすいデスク配置
- ◎プライバシーを確保
- エントランス・待合室
- ◎R壁にはテキサスショートキューブを使用
- ◎看板(古材を再利用したチーク素材)を取付けて重厚感を出し、オープンな待合室とする
- ブレイクエリアからワークエリアを見る
- 卍型配置デスク
- 卍型配置デスクにはオリジナルローパーテーションを取付け、プライバシーを確保し対面視線にならない