第50回 About C4DL コラム 「第2回 最先端デザイン住宅の収納セミナー」 利き脳片付けⓇ収納術 右脳・左脳あなたはどっち?

IKEA Tokyo-Bayで2月22日、講師に株式会社アンジュ・リュクス代表の森下純子さんを迎えて、C4DLがIKEA Tokyo-Bayで開催する企画「最先端デザイン住宅の収納セミナー第2回」が行われました。
12月に行われた同収納セミナーの第2弾で、今回のタイトルが「利き脳片付けⓇ収納術」。人間の脳(右脳・左脳)から収納術をチェックしていくなんて、興味津々です!

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C4DLは、建築デザイナー後藤宏樹さんのスタイリッシュなデザイン住宅が注目されている中、収納に関する質問に的確なアドバイスをするべく、株式会社アンジュ・リュクス代表の森下純子さんとタグを組んでいる。

今回は、「最先端デザイン住宅の収納セミナー」3回シリーズの第2弾。前回同様、C4DL取締役の高橋邦生さんと森下純子さんによるコラボセミナーになる。

冒頭、C4DL取締役の高橋邦生さんから、子どもが5人いて家が片付かないので、子どもたちの4月からの新学年への生活に向けて、片付け術をマスターしていきたいと思うとあいさつがあった。

森下さんは10年ほどインテリアコーディネーターとして活動。さらにリフォームプランナー、ライフオーガナイザーⓇ、建築カラープランナーとして活躍する、片付け・収納・インテリアのプロ。2014年にシャイニングスター賞受賞、2015年片付け大賞を法人部門で受賞している。

今回のテーマは「利き脳片付けⓇ収納術 右脳・左脳あなたはどっち?」。
どっちということは、右脳か左脳か、どちらを使っているかで収納術に違いがあるのだろうか?

収納・インテリアで「暮らしの最適化」についてや、30・40代の共働き夫婦世代に聞いた、生活の中でもっと減らしたいと思うものは?について話があった。


掃除をする時間が2位になっていることから、お掃除ロボットを買い求める人が多いこと、さらには昨今の住宅ではそのお掃除ロボットの置き場があると説明があった。確かに、C4DLでのハウジングフェスでも、その場所を後藤さんが確保している例を何軒も見たことを思い出した。お掃除ロボットはわたしもお世話になっているが、築10年近くなる我が家には、まだその収納庫の発想はなかったなと思うと、時代の変化を感じる。

そして、セミナーは下記の流れで進んだ。

いくつか収納についての質問が出され、

上3つを希望する人は「見せる収納」を楽しむ方向で
下3つを希望する人は「隠す収納」でスッキリしたインテリア向き

IKEAの家具でその例も紹介。

いよいよ今回の本題!
右脳・左脳片付け術のポイント

右脳と左脳について、いろいろなジャンルで話題になってきたことなので、ある程度の傾向はわかる人も多いだろう。それが、片付け収納術とどう関わるのだろう?!

右脳・左脳が得意とすること

下記のテスト、みなさんも試してください!

指組で親指が下になるほうの指がインプットの利き脳
腕組でサッと上に出せる腕ではなく、残る胸に近い方の腕がアウトプットの利き脳

さあ、あなたはどっち?

インプット=情報を処理する時の傾向。片付けでは物を探すときに使う
アウトプット=情報を表現する時の傾向。片付けでは物を配置したり戻したりするときに使う

そして、上記のチェックにより下記のパターンができることがわかる!!
脳タイプによって収納グッズも向き不向きがあるようだ。

右(う)右(う)脳タイプ=マニュアル嫌いの感覚派
見えなくなるとなかったことにしてしまいがちなので、クローゼットにしまいこむと同じものを買ってしまいがちになる。パッと出して、パッとしまえる放り込み形式の収納が合う。色別に分けた収納なども向いている。
右左(うさ)脳タイプ=ビジュアル重視の完璧派
形から入る人が多い。ラベリングしてもラベルを読まない人が多いとか。森下さんも右左とのこと。

左右(さう)脳タイプ=自分らしさを追求する個性派
自分の個性を楽しむ人が多い。誰かのルールじゃないほうがよい。
左(さ)左(さ)脳タイプ=理論的なきっちり分類派
ベーシックなファイリングが向いている。ときめくかときめかないかはよくわからない人が多く、使用頻度や回数で片付けや収納をした方が向いている。ラベリングしてラベルをよく読む人が多い。

※利き脳片付けⓇ収納術は、坂野登京都大学名誉教授の「しぐさ利き脳理論」をベースに、一般社団法人日本オーガナイザー協会が片付けに応用しまとめた、行動やくせを知るためのライフオーガナイズの手法の一つ

※ライフオーガナイザーⓇとは?
本格的な思考の整理からはじめる、コンサルティング型の片づけ支援サービスを提供するプロフェッショナル。

捨てるから始めない片付け術

「片付け≠捨てる」
30・40代の共働き夫婦世代で減らしたいのは断トツで「片付けをする時間」。そして捨てるから始めることが片付けではないということが強調された。「片付け」の基本は「分ける」!

分類について「いる」「いらない」ではなく、「分ける」ことから始めるとスムーズになるという。
分けるのは下記の4つの項目で!

気に入ってよく使うもの
年に何回か使うもの
処分するもの
迷うもの

そして分類について迷った時に大事なのが「3秒ルール」。3秒持って迷う場合は「迷うもの」にするのがよいとのこと。「いる」か「いらないか」で分類して捨ててしまった場合の後悔も減っていくという。
もうひとつが、「自分のものは自分でやる」「家族のものをやってはいけない」という点。

分類の基本は「全部出す」こと。これが大事になる
次にそれを「分ける」。「分ける」ことは「選ぶ」ことになる。

森下さんの著書や、ご自宅の片付け例のビフォーアフターも写真で紹介があり、そして、「収納が快適だと暮らしの質が上がる」と森下さん。

「建築プランと収納コンサル」
前回同様に、C4DLとアンジェ・リュクスのコラボ事業として、C4の後藤さんの設計した家の収納部分を森下さんが担当した、50代の夫婦と4人の娘さんがいる6人家族の事例を紹介

高橋さんからごみ箱の設置について話があると、森下さんは分別方法なども住む地域によって違うので、きちんとごみ箱を置くスペースを確保した方がいいとのアドバイスも。

そして、昨今手がけた、第49回のコラムでも紹介した50代夫婦のリノベーション例も紹介。お子さんたちが巣立ち、生活動線をリゾート風にリノベーションした。

今回の参加者は20人弱。「利き脳が片付けに作用しているとは驚きの内容でした」と、市内から来たという参加者は満足した顔をしていた。

さて、次回のセミナー第3回は4月26日(日)15時 開催予定。テーマは「親子で遊びながら収納ワークショップ」になる。

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いかがでしたでしょうか?
ご自身の脳タイプわかりましたか?
脳タイプが両手の指を組んだり、腕組みをしたりでわかるなんて、とても驚きましたが、自分を知って片付けをするとスムーズにいくって、納得ですよね。
そして、森下さんの「収納が快適だと暮らしの質が上がる」という言葉、響きました。住んでからも、すっきりとした環境を手にし続けたいですよね。一過性で終わらせたくないから、利き脳を利用した収納術をマスターして、暮らしの質を上げていきましょう。

株式会社フィット大西でした。

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