壁の一面に色や柄を取り入れることで、シンプルな空間を一気にオシャレにしてくれるアクセントクロス。
でも、いざ取り入れるとなると、色選びや貼る場所を失敗しないか少々不安な気持ちになりませんか？
今回はこれさえ押さえておけば大丈夫！アクセントクロス選びのポイントをご紹介します。
●アクセントクロスはどこに貼る？
アクセントクロスがあると、そこには自然と視線が集まります。
どこにアクセントをおきたいか、まずは場所選びから。
定番はリビングならソファーの背側、テレビの設置面など。
ドアを開けて部屋に入った時にパっと目に入る壁面がおすすめです。
また、実は簡単にアクセントクロスを取り入れられるのがトイレ。
リビングや寝室のような居室ではなく、閉じられた小さな空間であるトイレはコーディネートがしやすく、
アクセントクロスで遊び心を加えたり冒険したりするのにいい場所です。
●大胆な色柄でメリハリを
クロス選びではどうしても、派手過ぎないように、飽きがこないように無難な色を選びがち。
でもそれでは空間にメリハリがなくなり、ぼやけた印象になってしまいます。
せっかくの「アクセント」の意味がありません。アクセントクロスは思いきって濃い目の色を選びましょう。
色だけでなく柄を選ぶ際にも、少し大胆かと思うぐらいのモノを選ぶことをおすすめします。
その方が断然空間がスタイリッシュに。
壁はじっくり見るものではないからこそパッとみてわかるアクセントをつけるとよいでしょう。
●理想とのギャップをなくすには
クロス選びでよくあるのが「サンプルで見たときと実際の仕上がりが思っていたのと違った」というギャップ。
これは色の面積効果といって、同じ色でも面積の大小によって視覚的に感じ方が変わるためです。
小さなサンプルで見ていいと思った色でも、実際に施工した大きな壁で見ると薄く感じてしまいます。
細かい柄や淡い色のアクセントクロスだと、
場合によってはただ汚れているだけに見えてしまうこともあるので気をつけてください。
選ぶときにはこの特性を頭の片隅に置いて、いいなと思った色よりワンランク濃い、
または鮮やかな色を選ぶとちょうどよく感じられますよ。
アクセントクロスの好みは人それぞれ。ポイントはあるものの1番大切なのは「自分が気に入っている」ことです。
例え失敗してしまっても意外と簡単に張り替えられるもの。
オシャレなお部屋づくりに思い切ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか？
収納とインテリアで暮らし最適化
株式会社アンジェ・リュクス 森本 智子
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