IKEAの壁面収納で作る充電ステーション

スマホやタブレットなどの端末や、イヤホン、モバイルバッテリーなどの電子器機を購入するたび増える充電器機やケーブル。
充電場所や充電時のごちゃごちゃとした見た目、いくつもあるケーブルの管理に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
今回は、壁面を利用して作った我が家の充電ステーションのアイデアをご紹介します。

壁面に作る充電ステーション

選んだのはIKEAの壁面収納システム

カスタマイズ可能な充電ステーション
家族それぞれが使いやすい場所に、無造作に置かれた電源タップや充電ケーブル。
乱雑な見た目や掃除のしにくさにストレスを感じていたことから、リビング階段の壁面に充電ステーションの設置を計画。
我が家のインテリアに馴染むシンプルな見た目や、アクセサリーの豊富さから、IKEAの壁面収納「スコーディス」を充電ステーションとして利用することにしました。

自由にカスタマイズ出来るのが魅力

IKEA「スコーディス」は有孔ボードタイプの収納システムです。
ボードは3サイズの展開で、カラーはホワイトと木製の2種類。
設置スペースやインテリアのイメージに合わせて選ぶことが出来ます。
用途に応じた様々な種類のアクセサリーパーツがあるので、暮らしや使い方に合わせてカスタマイズ出来る点が大きな魅力です。

我が家のアクセサリーパーツをご紹介

我が家に設置したボードは一番大きい76㎝×56㎝のサイズ。
選んだアクセサリーパーツと、使い方のポイントをご紹介します。

A.「ゴムひも」ケーブルの浮き上がりを防止
B.「小物入れ」透明ケースにわかりやすく収納
C.「フックラック」フックの隙間がスマホ充電にぴったり
D.「クリップ」はさんだり引っ掛けたりと多様な使い方が可能
E.「マガジンホルダー」両脇が開いておりタブレットの充電に最適

IKEA「スコーディス」設置で気付いたこと

壁に固定するためのネジが付属していない

購入後、すぐに設置するつもりでパッケージを開いてしまってから、壁に固定するためのネジがないことに気がつきました。
壁の材質により使用するネジが異なるため、壁に固定するためのネジが付属していないのだそうです。
私のように、床の上に全て広げてから気付いて、慌ててホームセンターに走ることにならないよう、壁の材質やネジのサイズを確認した上で、適した固定用ネジを準備してから設置に取りかかりましょう。

設置の向きが決まっている

IKEA「スコーディス」は、決まった向きにしか設置出来ません。
ボードの孔の形状が縦長であるため、向きを変えると取付レールやアクセサリーパーツが取り付けられなくなるのです。
我が家が選んだ76㎝×56㎝の長方形のボードは横向き設置のタイプ。
縦でも大丈夫なのでは?と頑張っても無駄なことを、経験者としてお伝えしておきます。

Lightningケーブルユーザーに特におすすめ!

設置の際にはちょっとだけ恨んだ縦長の孔。
もしかしてと試してみたら、iPhoneやiPadで使用する純正のLightningケーブルが、孔にギリギリ通りました。
ケーブルをボードの裏に通すことで、よりスッキリとした見た目にすることが出来ました。

より使いやすくするための一工夫

充電ケーブルはタイプ別に収納

必要な充電コードをさっと取り出すためには分別が必須。
毎日使うコードは電源タップに差しっぱなしですが、使用頻度の低いコードは小物入れにタイプ別に収納しました。
小物入れの蓋はボードに固定されているため、小型の電子器機であれば蓋の上に置いて充電することもできます。

同じタイプのコードは兼用で

電子機器ごとに充電コードが付属していて、それを使わなければいけないように感じていましたが、差し込み口のタイプが同じであれば兼用可能。
我が家ではケースには2本だけ収納と決め、他のコードは予備として別の場所に保管することにしました。

同じ色のシールで色分け管理

コードの差し込み口を確認しなくて済むよう、電子器機などのアイテムとコードを入れる小物入れの両方に、同じ色のシールで目印をつけました。
ぱっと見てどのコードを使うのかがわかりやすいだけではなく、アイテムが増えても同じ色のシールを貼るだけなので、管理の手間が楽になりました。

充電ステーションに感じた想定外のメリット

無理なくデジタルデトックスに

以前は床の上などで充電しながらダラダラとスマホやタブレットを見ることがありましたが、充電ステーションでの充電が当たり前となり、自然とデジタルデトックスの時間が増えました。

子供部屋での長時間使用を防止

充電ステーションにスマホやタブレットがないことで、息子が自室に持ち込んでいると気づくことが出来るので、夜遅くまで使用している時に注意しやすくなりました。

定位置管理で忘れ物防止

出かける前の探し物が多かった息子が、充電ステーションにイヤホンやICカードケースなどをスマホと一緒に置くことで、朝スムーズに持ち出せるようになり、忘れ物防止につながりました。

壁面に充電ステーションを作ったことで、ケーブルのごちゃごちゃとした見た目や管理に感じていたプチストレスを手放せた上に、想定外のメリットまで得ることが出来ました。
IKEAの壁面収納を利用した、我が家のアイデアが参考になれば幸いです。

収納とインテリアで暮らし最適化
株式会社アンジェ・リュクス 上野 友香子
https://angeluxes.co.jp/

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