使いづらい?「フラップ式収納ボックス」使いやすさアップのコツ

前面のフタをはね上げて使う、フラップ式収納ボックス。
各メーカーから販売されている人気の商品ですが、使い勝手で意見が分かれる品でもあります。
今回は我が家で使っている、「天馬」「カインズ」「ニトリ」のフラップ式収納ボックスの使用例とあわせて、使いやすさをアップするためのポイントをお伝え致します。
 

■知っておきたいメリットとデメリット

 
・フラップ式収納ボックスのメリット

1.フタをはね上げるだけの手軽なワンアクション収納
2.サイズ展開が豊富ですっきり重ねて収納することができる
3.ボックス内部全体が使える高い収納力

・最大のデメリットは見えづらさ

前面しかオープンしないため、中のものが見えづらく取り出しにくいという意見がよくあげられます。
ものが奥に押し込まれて何が入っているかわからなくなり、使用をやめてしまうケースもよく耳にします。
 

■「天馬」「カインズ」「ニトリ」を並べてみました

 
・我が家で活躍中のフラップ式収納ボックス

「使いづらい」という意見もある中、我が家ではこちらの3メーカーの商品を便利に活用しています。
 

 
(右)天馬 フィッツシリーズ プロフィックス 「カバコ」 Mサイズ
(中)カインズ 「インテリアキャリコ」 Mサイズ
(左)ニトリ 「Nフラッテ」 レギュラーサイズ
 
この収納ボックスにそれぞれ同じシリーズの小さいサイズのボックスや引き出し式収納ケースを合わせて使用しています。

・サイズと価格の違い

天馬「カバコ」とカインズ「キャリコ」は高さがあるため、500mlのペットボトルを楽に立てて収納することができます。
ニトリ「Nフラッテ」は横幅があるので、長さのあるものの収納に適しています。
サイズが多少異なるので比較できるものではありませんが、価格は「カバコ」が最も高く、「キャリコ」「Nフラッテ」の順に安くなります。

■高めの位置に置いて内部を見渡す

・腰よりも高い位置がポイント

フラップ式収納の開口部は前面にあるため、低い位置に置いて使用すると中が見えにくくなります。
中を見渡せるように収納したいのなら、胸よりも高い位置に置くのが正解。
ボックス内部いっぱいまで奥行きと高さを活用できるので、収納力と使い勝手がぐんと向上します。

・天馬「カバコ」を使う理由

我が家では天馬の「カバコ」を高めの位置に置いて、ペットフードのストックやおやつ、トリミンググッズなどを収納しています。
 

 
「カバコ」はフタを内部にスライドインさせる仕組みで、開けっぱなしにしていてもスッキリ見えます。
使いやすさで定評のあるフィッツシリーズなだけに、しっかりとした安定感があり、使用頻度の高いアイテムを収納するのにぴったりです。
また、「カバコ」の下には同じシリーズの引き出し収納「カバゾコ」をスタッキング。
どちらの収納も目線を変えることなく収納の内部が見渡せるように配置しました。

■床上に置くなら放り込み収納スタイルで

・見て選ぶ必要のないものは低い位置でもOK

例えばミネラルウォーターやティッシュ、トイレットペーパーのストックなど、見て選ぶ必要のないものを収納するのであれば、フラップ式収納ボックスを床上に置くのも良いでしょう。

・放り込みスタイルで楽家事を実現

我が家では夫と息子の肌着を、人、アイテム別に放り込み収納にしています。
 

 
以前はたたんで引き出しに収納していましたが、衣類を取り出す時に隣り合う衣類に干渉して、引き出しの中が乱れてしまう事が私にはストレスでした。
しかし夫も息子も気にする様子がないので話しを聞いてみると、ふたりとも肌着は選んで取り出している訳ではないので、たたまれてなくても何の問題もないとのこと。
そこで夫と息子の肌着はたたむ収納をやめ、中身の見えにくいフラップ式収納ボックスに放り込むだけの収納にしました。

・カインズ「キャリコ」を使う理由

「キャリコ」を選んだ理由は目に付く場所に置くためカラーを重視したかったためですが、使用してみると「キャリコ」は下部分の立ち上がりが大きいため、衣類を引っ張り出す時に他の衣類がいっしょに滑り出してこないというメリットがあることに気付きました。
逆に言えば、ペットボトルなどをスムーズに取り出したりするには、この下の立ち上がりが少し邪魔になるかも知れません。
 

■使用頻度の低いものを手軽に収納

 
・季節外の衣類やバッグの保管に

毎日使うものではないけれど、ほこりや汚れからは守りたいというものの保管に、フラップ式収納ボックスは便利です。
フタが大きく開くので、ひとまとめにしたものや、大きさのあるものの出し入れが楽になります。

・ニトリ「Nフラッテ」を使う理由

我が家では季節外の衣類を収納し、ウォークインクローゼットの空きスペースに置いています。
 

 
日常的に使わないこと、目に付く場所に置かないことから、ここでは価格優先で「Nフラッテ」を選択。
横幅のある「Nフラッテ」は、たたんだ衣類を2列に並べて収納するのにも最適でした。
 
フラップ式収納ボックスを上手に使いこなすポイントは、使用する場所と目的に合った商品を選ぶことです。
よく使うものを収納するのならボックスの中が見えやすい高さに配置し、床に近い位置に置くのであれば、同じ種類のアイテムで見て選ぶ必要のないものを入れると良いでしょう。
お持ちのフラップ式収納ボックスが使いづらいと感じている方は、ぜひ置く場所と入れるものを見直ししてみて下さい。

収納とインテリアで暮らし最適化
株式会社アンジェ・リュクス 上野 友香子
https://angeluxes.co.jp/


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