使いづらい?「フラップ式収納ボックス」使いやすさアップのコツ

前面の蓋をはね上げて使う、フラップ式扉収納ボックス。
スタッキング出来る手軽な収納用品として人気がありますが、中が見えにくい、ものが取り出しづらいと言ったマイナス意見も多く聞く商品です。
今回は、フラップ式扉収納ボックスの使いやすさをアップするためのポイントを、我が家での使用実例と共にお伝え致します。

胸より高い位置に置いて内部が見渡せるように

フラップ式収納の扉は前面についているため、床に近い場所に置いて使用すると、当然中が見えにくくなります。
中を見てものを出し入れする必要があるのなら、胸よりも高い位置に置くのが正解。
ボックス内部いっぱいまで奥行きと高さを活用出来るので、適した位置に配置することで、収納力と使い勝手がぐんと向上します。
我が家では胸より少し高い位置に置いて、ペットフードのストックやおやつ、トリミンググッズなどを入れて使用しています。

ペット関係のグッズは使用頻度が高いので、収納ボックスは安定性があって蓋の開閉にストレスの少ない天馬の「カバコ」をチョイス。
蓋を内部にスライドインさせる仕組みで、開けっぱなしにしていてもスッキリ見えます。
また、「カバコ」の下は、同じシリーズの引き出しタイプ収納「カバゾコ」をスタッキング。
どちらの収納も目線を変えることなく収納の内部が見渡せるように配置しました。

床上に置くなら思い切った放り込み収納スタイルで

例えばミネラルウォーターやティッシュ、トイレットペーパーのストックなど、見て選ぶ必要のないものを収納するのであれば、フラップ式扉収納ボックスを床上に置くのもアリです。
我が家では洗面所の造作洗面台下に、カインズの「キャリコ」を設置。
夫と息子の肌着を、人・アイテム別に放り込み収納にしています。

以前は引き出しタイプの収納を使用していましたが、衣類を取り出す際に隣り合った衣類まで崩してしまい、すぐに引き出しの中がごちゃついてしまう事が私にはストレスでした。
しかし夫も息子も、肌着がどんなに崩れても気にする様子もないので、「たたまなくていい?」と聞いてみた所、肌着は選んで取り出している訳ではないので、たたんであろうがなかろうが、どちらでもいいとのこと。
そこで夫と息子の肌着については、たたまずに放り込むだけの収納に変更することに。
引き出しタイプの収納だと、たたんでいない衣類の状態がよく見えて気になってしまうので、あえて中身の見えにくい収納にしたくて、壁の色味と相性の良い「キャリコ」のスモーキーベージュを選択しました。
この仕組みにして約3年。
本当に「放り込むだけ」なので、中は人にお見せ出来る状態ではありませんが、毎日快適に使用しています。

フラップ式扉収納ボックスを上手に使いこなすポイントは、使用する場所と目的に合った商品を選ぶことです。
よく使うものを収納するのなら、中が見えやすい高さに配置し、床に近い位置に置くのであれば、中には同じ種類のものなど、目で見て選ぶ必要のないものを入れると良いでしょう。
お持ちのフラップ式扉収納ボックスが使いづらいと感じている方は、ぜひ置く場所と入れるものを見直してみて下さい。

収納とインテリアで暮らし最適化
株式会社アンジェ・リュクス 上野 友香子
https://angeluxes.co.jp/

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