子どもってすごくクリエイティブ。画用紙とハサミだけで色々なモノを自由に作ってしまいます。
我が家の娘も工作が大好きな子です。
でも親としては散らかった紙くずやこぼしたままの糊、壁に描かれた落書きなど、
目をつぶっておけないハプニングばかり!
今回はそんな子育てのストレスを減らす片づけ方とモノゴトの捉え方をご紹介します。
●収納グッズに凝らない
収納グッズはお金をかけずに揃えましょう。
オススメは100均のプラスチックボックスや空き缶、紙袋。
子どもは必ずと言っていいほど箱やテーブル、自分の身の回りのモノにシールを貼ります。
糊や絵の具はこぼしますし、フタもしっかり締めていないことが多いので、
中身が溢れて気づかないうちに固まっていたり。仕方ないと分かっていても、
オシャレな収納用品を汚されるとつい怒ってしまいませんか。
「汚れてもいい収納」で余計なイライラはなくしましょう。
●出しておくのは「今」ハマっているものだけ
視界に入ってくるモノの量や種類が多いと子供の頭では整理が難しいです。
そこで「今、子供がハマっているもの」のみを表に出すようにします。
モノの定位置はお子さまと一緒に考えてみてください。
例えば我が家の娘は今「スライム作り」にハマっています。
常に使うスライムセットのホウ酸、洗濯糊、シェービングクリーム、
絵の具、材料を混ぜるためのボールは取りやすいテーブル中央に。
ブームは去りましたが、たまに使うビーズや粘土はテーブル下の段ボールに入れています。
量が少ないと片づけるモノも時間も減ります。
そうすると「片づけなさい!」と怒ることも減り、「自分で片づけできたね!」と
言葉掛けが前向きなモノになり、お互いに心地良く過ごせるようになりますよ。
また、出来上がった作品は専用ボックスに入れるか専用棚に飾り、増えたら都度リニューアル。
どうしても取っておきたいモノだけ宝物ボックスに保管しています。
量と種類を分別する前
分別し、定位置を決めた後
●ルールは最低限。あとは面白がる!
①テーブルの上だけで工作する
②こぼしたらキッチンペーパーで拭く
③ゴミはゴミ箱に捨てる
子どもの集中力や創造力を邪魔したくないので、
我が家ではこの3つだけを約束事として、あとは見守ることにしています。
キッチンペーパーやゴミ箱は工作専用のモノをテーブル横にセット。
小学生になってからは全て自己判断に任せているので、たまに柱や床に落書きを発見。
そういうモノに限ってクオリティーが高かったりするんですよね…。
注意は軽くするだけにとどめ、SNSなどに投稿して、子育てあるあるを面白がることにしています。
昔は子どもがいてもスッキリキレイな暮らしを目指し、オシャレな収納グッズで揃える!
などこだわりを出そうとしてみたのですが、理想に遠い暮らしにモヤモヤすることも。
でも、この場所はアーティストの生まれる場所なんだ!
汚れていても子供の成長に必要なんだ!と捉え方を変えてみたらストレスから解放されていきました。
片づけやすい環境づくりとおおらかな気持ちで
流動的な子どもの工作グッズやストレスに上手に向き合ってみてくださいね。
収納とインテリアで暮らし最適化
株式会社アンジェ・リュクス 黒坂 沙由理
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