土や植物など、自然に囲まれるとホッと癒されます。一番身近な自然である「庭」を充実させると、わざわざ遠出しなくてもリラックスしたおうち時間を過ごせますよね。今回は庭の楽しみ方をご紹介します。
●アウトドアリビング
「アウトドアリビング」をご存知ですか。庭をリビングのようにくつろぎのスペースとして活用するアイデアです。ソファーやテーブルセット、ラグなどを設置すればそこは第２のリビングルーム。開放感溢れる空間を楽しむことができます。食事やティータイム、読書なんかもいいですね。
アウトドアリビングを作るときに気を付けたいのは、風雨に強い素材を選ぶこと。椅子やテーブルは雨ざらしだとどうしても汚れたり、傷んだりしてしまうもの。綺麗に保つためのお手入れは必須です。見た目のオシャレさよりも機能を重視！水を弾く素材、軽くて折り畳めるグッズなどを選びましょう。帆布やキャンパス地は水はじきがよく、汚れもさっと拭き取りやすくてお手入れ簡単。また、折り畳めるモノは風雨が強い日は収納ができるので管理がしやすく便利です。
軽くて折りたためるキャンパス生地のカーミットチェア
画像はKermit chair.comよりお借りしています
●庭でキャンプ
テントを張るスペースがあるなら、ぜひトライしていただきたいのが「庭キャンプ」。テントを張るだけで自宅が非日常空間に。家族でBBQを楽しんだり、寒い日は焚き火で暖をとったり。空の下、人が集まって火を囲むと団欒の時間がより豊かに感じられます。庭キャンプは車に荷物を積んで長距離を移動する必要がなく、忘れ物の心配もありません。BBQやキャンプ飯などの凝った料理を作らなくても、いつものご飯を外で食べるだけで気分も高まります。生活の場を部屋から庭に移すだけで簡単に「ワクワク」を味わうことができますよ。この庭キャンプ、実は災害にあった際の防災訓練にもなるんです。楽しみながらいざと言う時の備えができるなんて一石二鳥！
カインズホームカインズホームHPより画像をお借りしています。
●見て楽しむ庭
庭を「見る」という楽しみ方もあります。和室からのぞむ庭なら竹の生け垣や石で作った和の庭で癒し空間を。洋風のリビングから続く空間なら、ウッドデッキを敷いてシンボルツリーを植えたり、フェンスにグリーンを這わせたり。部屋との境を感じにくく、リビングの先に緑豊かな庭を望める一体感のある空間が作れます。
また、バスルームや玄関エントランスといった小さい枠から外を楽しむ坪庭もオススメ。
帰宅後やバスタイムにホッとする景色が目に入ってくると、疲れが吹き飛びますよ。
身近な自然である庭は、楽しみ方が様々。団欒・リフレッシュ・リラックスなど、おうち時間がより充実するよう、居心地よい空間に整えたいですね。
収納とインテリアで暮らし最適化
株式会社アンジェ・リュクス 黒坂 沙由理
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