選択を正解に導く柔軟な目標設定

2020年は稀な1年でした。世界中の生活様式が変わり、
今までとは全く違う時間の過ごし方をした人も多かったのではないでしょうか。
時代の流れが加速している今、
来年を見据えてしっかり自分軸で歩めるよう目標を立てる際のヒントをご紹介します。

●1年の振り返りで自分の軸を確認
この1年間どんなことがありましたか?手帳などを見返しながら、
行動したこと・感じた気持ちを振り返って紙に書き出してみましょう。
意識してほしいポイントは【大切にしたい人間関係】と【ワクワクする時間】の2つ。
誰とのどんな時間に心地よさを感じたでしょうか。紙に書き出すことの効果は絶大。
自分の価値観が浮き彫りになってくるはずです。

私の場合、振り返りの中で浮かんできたのは今年お部屋の片づけサポートをした女子高校生。
ちょっとした言葉がけで10代の女の子のやる気を引き出せたこと、
視野を広げるお手伝いができ、自分自身と向き合うきっかけをつくれたことに大きな喜びを感じました。
今後はこれからの未来を作っていく10代の子たちともっと関わりを持って(=人間関係)
笑顔を繋げていきたい(=ワクワク)というビジョンができました。

●目標設定のコツ
自分の価値観が見えてきたら、それを軸に理想の状態を思い描いてみましょう。
些細な事でも具体的に。「どこに向かいたいのか」を自覚していることで、行動の選択がしやすくなります。
イメージが具体的であればあるほどいいのですが、さらにここからポイントが1つ。
それは、上手くいかなかったときのパターンも想定しておくこと。
なぜなら、理想を明確にイメージしていても、実際思い描いたとおりに物事が進まないと
目標に向かうための行動をあきらめたくなるからです。
失敗したときの対応策や選択肢をいくつか用意しておくことで気持ちも楽に。
がっかりしたり立ち止まったりする時間を最小限にして、次のパターンに進むことができます。
こうしておくと何があっても正解を選ぼうとするのではなく、
選んだ道を正解にしていく行動力がついていきますよ。
結果、振り返った時に理想の1年が過ごせた!となります。

今年を振り返って、来年の目標を立てるよい時期です。毎年「計画倒れだった…」なんて人も大丈夫。
失敗も計画のうちと折り込んで「うまくいかなかったらこう動く!」のプランまで考えてみてください。
自分の中の「大好き」や「ワクワク」を軸に、柔軟性のある目標を設定して着実に行動していきましょう。

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株式会社アンジェ・リュクス 黒坂 沙由理
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