梅雨明けを迎え、いよいよ夏本番。
この季節は一気に増す暑さに身体がついて行かず、食欲が落ちてしまいがちですよね。
そんな夏の食卓だからこそ大切にしたいのが「器」。
今回は暑い夏にピッタリな「器」についてお伝えします。
使い勝手バツグン!ガラスの器
夏の食卓をイメージしたときに真っ先に思い浮かぶのがガラス素材ではないでしょうか。
涼やかな印象のガラスは手軽に食卓に涼を運んできてくれます。
その中でも持っていると便利なのが、耐熱ガラス製のもの。
※HARIOから画像をお借りしています
HARIOやIWAKIなどから販売されている耐熱ガラス製の蓋付きコンテナは、
器としても保存容器としても使えるマルチプレーヤー。
サラダやマリネのような冷たい副菜はもちろん、グリルなどのオーブン料理まで幅広く使えます。
調理をしたまま食卓へ出せるのも魅力の一つですね。
また、透明でシンプルなガラスの器は小鉢サイズが使い勝手バツグン!
他の器とも合わせやすく、和食洋食どちらのシーンにも使いやすい優れもの。
毎日のテーブルコーディネートに気軽に使えます。
大きめのお皿の上にガラスの小鉢を添えれば、夏休みのおうちランチもおしゃれなカフェ風ワンプレートに。
青い器は「補色」を効果的に使って
「青は食欲を減退させる色」と言われています。
見た目に涼やかな寒色系の器は夏に使いたいアイテムのひとつですが、
夏バテ気味の時には視覚的に逆効果になってしまうことも。
こちらの写真をご覧下さい。
涼しげな水色の器ですが、醤油ラーメンのおいしさがあまり伝わって来ないように感じませんか?
このように青い器が食材に合わないように感じた時は、「補色」の効果を利用してみましょう。
「補色」とは、色の変化を輪にしてつなげた「色相環」で見た時に、反対側にある色の組み合わせのこと。
青の補色は黄色やオレンジ色です。
青系の器には、卵料理やオイル系のパスタなど黄色みのあるお料理を盛りつけると、
互いの色を引き立て合ってよく映えます。
こちらのピザトースト、
青いお皿にオレンジのトマトソースや黄色のチーズが映えて食欲をそそられませんか?
暖色系の色には食欲増進の効果があります。
補色となる青緑色のお皿と組み合わせることでよりいっそう美味しそうに。
人が持つ五感の中でも、視覚が占める割合は8割以上とか。
暑さ続きでちょっと食欲が落ちてきたときは「器」の力を借りて食欲を刺激!
夏の食卓を美味しく演出してみてはいかがでしょうか。
収納とインテリアで暮らし最適化
株式会社アンジェ・リュクス 上野 友香子
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