断熱材のお話。

皆さまこんにちは、設計事務アシスタントの中村です。
4月になり新生活が始まっている方も多いのではないでしょうか。
新しいことはワクワクとドキドキが入り交じりますね。

住宅の断熱性能を左右する断熱材。
C4DLで使用している断熱材を紹介しながら
何を目安に断熱材を選んだらいいのかお話しさせていただけたらと思います。

<断熱材とは?>
C4DLでは、マグ・イゾベール株式会社様のグラスウールの断熱材を標準仕様としています。
グラスウールとは?そもそも断熱材とは?

外壁側に断熱材を入れる施工方法もありますが
C4DLでは室内側の外気にふれる壁や床、天井に断熱材をいれています。

断熱材は外気の暑さや寒さを通しにくいので、外気温に左右されることなく
また室内側の温度が逃げにくいので住宅が快適な温度に保たれます。
「夏は涼しく、冬は暖かく」な住宅にするためには断熱材は必要不可欠です。

<断熱材にはどんな種類があるの?>
断熱材は大きく分けて
「無機繊維系断熱材」
「木質繊維系断熱材」
「発泡プラスチック系断熱材」
の3つに分類されます。
使用されている素材の違いなのですが、主なもので
「無機繊維系断熱材」
・グラスウール←C4DL標準仕様です。
・ロックウール
「木質繊維系断熱材」
・セルロスファイバー
「発泡プラスチック系断熱材」
・硬質ウレタンフォーム
・フェノールフォーム
・ビーズ法ポリスチレンフォーム
・押出法ポリスチレンフォーム
があります。
それぞれの断熱材にメリットデメリットがあります。
コストが安く断熱性能が良いことにこしたことはありませんが、
万能な断熱材は存在しません。
メリットデメリットを理解しながらデメリットを解消、緩和する施工が必要になります。
C4DLで使用しているグラスウールの断熱材は
素材がガラス繊維で、シロアリなどの害虫被害や火災に強いというメリット、
防音効果もある断熱材です。他の断熱材と比べると価格も安価です。
反面、湿気に弱く発砲プラスチック系断熱材と比べると断熱性能が少し低いです。
湿気に弱いというデメリットは上から気密シートを施工することで
室内の空気や湿気を外壁側に動くのを防ぐ役割を担っています。

<数値は大事?>
断熱性能を表すのに使われる数値がUA値(外皮平均熱貫流率)。
気密性能を表すのに使われる数値がC値(家全体の隙間相当面積)です。
数値はもちろん大事ですが、材料を理解し、正しい選定、工法が大切です。
UA値もC値も低いと断熱性が良く、気密性の良い住宅となるのですが、
断熱性を良くしようと思ったら1番手っ取り早いのが開口部を無くす(窓を無くす)ことです。
しかし、窓のない家が果たして快適でしょうか?
数値だけにとらわれてしまうと本質の「快適な生活」から遠ざかってしまうように思います。
C4DLでは断熱等級4が取得できる仕様が標準仕様になっています。
断熱性能だけがよくても駄目だし、気密性能だけ良くても駄目です。
快適な住宅にするためには「断熱性能」「気密性能」「換気性能」の3つのバランスがとても大事です。
また住宅が快適ということは住宅が長持ちするということにもつながります。

C4DLではお客様が希望すればどんな断熱材でも施工が可能です。
それぞれの断熱材のメリットデメリットを説明しながらお客様自身で選択してもらいます。
C4DLの断熱材の標準仕様がグラスウールであることは様々な理由があります。
きちんとお話ししたうえでお客様に選択していただきたいです。


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株式会社シーフォーデザインレーベル(C4 Design Label)

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