夏には欠かせない、蚊取り線香。
我が家は貯水池が近くにあるせいか、夏になると毎年、パワフルな蚊に悩まされています。
そのため玄関前の蚊取り線香は必須アイテム。
今回はそんな我が家の、蚊取り線香とホルダー選びの失敗例と、失敗があったからこそ選べた納得の品をご紹介いたします。
犬の目がしょぼしょぼに!原因は蚊取り線香の煙
我が家では玄関続きのシューズクロークの一部をベビーゲートで仕切り、犬が留守番や就寝するスペースとしています。
ある晩、専用スペース内にいた愛犬が、目をしょぼしょぼさせ、涙目になっていました。
どうしたのかと近づくと、周辺にうっすらと蚊取り線香の香りが。
その夜は風向きのせいか、玄関前で焚いている蚊取り線香の煙が、玄関扉か窓の隙間からシューズクロークまで入り込んでいたようです。
それを機に、なるべく刺激の少ない蚊取り線香をと、煙の穏やかな天然成分のものに変更しました。
我が家が選んだのは、『りんねしゃ』の菊花せんこうです。
(画像は『りんねしゃ』さんよりお借りしています)
「除虫菊」と呼ばれる植物から作られた虫よけ芳香剤で、蚊を殺す効果はないため、厳密にいえば「蚊取り」ではありません。
我が家に出るパワフルな蚊にも効果があるのかと、使い始めは懐疑的でしたが、玄関前での使用では十分に蚊を忌避させる効果が感じられました。
犬の散歩の際、玄関前で焚いている線香の近くを通っても、犬が目をしばたたかせる様子が見られないほど煙が穏やかで匂いも優しく、我が家の定番となりました。
掃除を嫌って選んだホルダーで大失敗!
昨年までは蓋付きのスチール製蚊取り線香ホルダーを使っていましたが、蓋の裏に線香のヤニがべったりと付着するのが毎年のストレスでした。
掃除をするのも面倒ですし、かと言って放置すると、蚊取り線香の煙とは違う、独特な臭気も気になります。
そこで今年は、受け皿のみのホルダーを使ってみることに。
風で受け皿から灰が飛ぶことはありましたが、さっと掃き取れる程度でしたし、ヤニ掃除の手間がなくなり、ほっとしていました。
しかしある雨の日、うっかり前日に使った蚊取り線香の灰をそのままにしていた事で大惨事に!
その日は風が強く、軒下まで雨が吹き込んでいたようです。
雨交じりの風に吹かれた灰が、玄関ポーチのタイルから、玄関ドア、壁にまで、点々とシミを作り、その掃除の大変だったこと…。
こまめに灰を片付ければ良いのでしょうが、大雑把な性格の私のこと、また同じ失敗をすることでしょう。
そこで蚊取り線香ホルダーを買いなおすことに。
選んだのは『ZERO JAPAN』のインセンスホルダー、スクエアタイプ。
ヤニがつきやすい蓋がないこと、落ちた灰が簡単に風に飛ばされない形状であることがポイントでした。
内側に多少ヤニがつきますが、陶器製で汚れが落としやすく、掃除があまり負担になりません。
主張し過ぎないシンプルな形状と、光沢の少ないホワイトカラーも我が家の玄関によく合っていて、買い替えて大正解でした。
何気なく選んでしまう、蚊取り線香とホルダー。
失敗からたどり着いた我が家の正解が、選ぶ際のヒントになれば幸いです。
収納とインテリアで暮らし最適化
株式会社アンジェ・リュクス 上野 友香子
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