#004 「家づくりの基本」~ドラマチックな間取りとは!?~の巻・前編


こんにちは。広報PR・住宅アテンドの澁谷です。
引き続き、家づくりのプロ 設計デザイン後藤と共に「家づくりの基本を知る」をテーマにお話ししていきたいと思います!今回は、みなさまお待ちかね『ドラマチックな間取りとは!?』の巻・前編です!

澁谷:さっそくですが、ドラマチックな間取りとはどんな間取りですか?教えてください!

後藤:土地と間取りをリンクさせる第一段階としてゾーニングという手段があります。これは、その土地に対して東西南北どの入りなのかを考慮し、エリア(ゾーン)分けする作業です。
一番大事なのは現在は車社会なので駐車場をどこに配置するのか、何台停められるのか、庭が取れるならどこに配置するか、それぞれいるのかいらないのか、まずそれを考えて建物の配置を決めます!

澁谷:ドラマチックな間取りにするには、外部からどういう風に見えてどういう風に見られるのかを考えることが必要なんですね!

後藤:そうです!中でも、エントランスへのアプローチが大事な一つの要素です。
では、具体的に弊社が建てた家を例にゾーニングを考えていきましょう♪
 

 
後藤:この土地は南入りの約40坪です。お客様の要望として車2台の駐車スペースと3LDKを希望されており、奥様の趣味がヨガだとお聞きしていました。
さて、突然ですがこの土地の一番良い場所はどこだと思いますか?

澁谷:日当たりを考えると、当然南が良いと考えます!
ところで南は南でも、東南と南西で違いがあるのですか?

後藤:基本的に西日を良しとしては考えません。なぜなら、例えば西に大きい窓を設けた場合、断熱性能が落ちてしまう、キッチンを持ってきた場合、食材が痛みやすいなどのデメリットがあります。
ただ、あくまでもセオリーなのでデメリットとして捉える必要はないかもしれません。場合によっては、西側にキッチンを持ってくることもありますが、西日を考慮して設計する必要があります。

後藤:このお家では、東南の角にウッドデッキエリアを持ってきました。LDKを東側に配置し、リビングとウッドデッキの繋がりが主軸となって、水廻りは北側に配置し、玄関は中央、車2台は西側というゾーニングになりました。

澁谷:このゾーニングでドラマチックな部分はどこなのですか?

後藤:それは…「借景(しゃっけい)」です♪ 借景とは、庭外の風景を景観として利用することです。

(借景窓から見える景色)

後藤:実はこの土地、向かい側が公園になっていて大きな桜の木があるので春にはウッドデッキからお花見ができます!

澁谷:その土地の周辺環境まで考慮してのゾーニングがドラマチックな間取りに繋がるのですね!

後藤:ゾーニング(エリア分け)ができていないと間取り(エリアとエリアをどう繋げるか=動線計画)も上手くいきません。では、動線にも種類があるのですが、知っていましたか?

澁谷:はい!「家事動線」・「衛生動線」・「通勤動線」・「来客動線」の4つです!
この4つの動線をスムーズに取り入れることができれば暮らしやすい間取りになります。加えて、空間と空間をドラマチックに繋ぐことも考えることで暮らしが豊かになります!

後藤:素晴らしい!

澁谷:この4つの動線全てを完璧に取り込むことは可能ですか?

後藤:当然優先順位があります。その優先順位は、ご家族の20年後を見据えて一緒に考えて行けたらと思っています。間取りは後で変えづらいからこそ慎重に!弊社では動線をとても大切に考えています。
では、その間取りと動線をどう繋げ、どう切り離せばドラマチックな間取りになるのか!?次回、エリア別に解説していきます!

澁谷:どんな仕掛けがあるのかワクワクしますね!次回もお楽しみに~♪
 


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