打合せ当日の午前中、不動産会社での土地の手続きが無事に終わりました。
今回のコラムでは5回目となるSさんご夫妻の新居の打ち合わせについて、報告します。
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秋を感じるどんぐりのような帽子姿で登場したMちゃん。かわいらしさがさらに増し、その愛くるしい姿にしばらく見入った後、打ち合わせが始まった。
午前中に不動産会社で土地購入に関する手続きが無事に終わり、午後は昼食をとりながらC4DLの事務所で打ち合わせがスタート。まずはC4DLの高橋さんからスケジュールの確認と今後の予定について話があった。
現在は建築確認の申請中で、10月下旬ころに許可がおりる予定。依然として懸案事項である隣のアパートとの壁の問題、ゴミ置き場などについては、引き続きC4DLが協議を進めていく。スムーズに着工するために10月中に地盤調査を行い、家についてはプランの詳細を決定していく。11月上旬にはSさん夫妻がC4DLに本申し込みを行い、着工するという流れとなる。
ここまでで、不明な点や心配な点がないかを確認し、次のステップへと続く。
ここからは、いよいよ家づくりに関する仕様をひとつひとつ確認しながら決めていく。細かな作業ではあるが、イメージを膨らませながら決めていく過程は、わくわくするものだ。
まずは外壁について。C4DLが推奨しているのは30年の耐久性があり色もあせにくい「ガルバリウム鋼板」。3種類の色があり、屋外でサンプルを見て決めた。
ガルバリウム鋼板は初期費用としては一般的なものより高価であるが、メンテナンスの頻度が少ないのが特徴。Sさんから「一般的なものと比べてどの程度の価格差があるのか知りたい」との話があり、次回までに価格の差を調べてくれることになった。
また白い外壁の家でコケが生えている家を見かけたことがあるが、そういう心配はないかとの質問が。デザイナーの後藤さんによると、真北に家を建ててしまうと風通しが悪くコケが生えやすくなるのだという。後藤さんはできる限りの範囲で、風通しのよい配置にするという。
玄関ドア、サッシ、コンセントの位置について確認して仕様を決定。
システムキッチン、トイレ、バス、洗面所の水回りについては標準の仕様を基本として進める。システムキッチンについてはピンからキリまで幅広い仕様があるので「ショールームで見てから決めたほうがいい」と高橋さん。ショールームのスタッフに事前に現実的な範囲で紹介するよう伝えておいてくれるというからありがたい。
今回の打ち合わせでは、Sさん夫妻がテンポよく次々と決めていくのがとても印象的だった。二人の意見が一致しないときも、お互いが自然な雰囲気で意見を伝え、そして歩み寄って一つに決めていく。Sさん夫妻のような夫婦であれば、満足できる家が完成するに違いない。
C4DL側もひとつひとつの仕様の決定について、押し付けではなく依頼主に寄り添って進めていく。ちょっとした疑問や変更の依頼についても快く受け入れてくれるので、打ち合わせの場の雰囲気がとてもよい感じだ。
Sさん夫妻のマイホームがより鮮明になってきた。次回の打ち合わせもお楽しみに。
株式会社フィット 十津川でした。