暑すぎる夏から一転、朝晩冷え込む季節になりました。もう衣類の衣替えは済みましたか?
「もう着ない」と思いつつ手放せない衣類が、スペースを占領してはいませんか?
「手放す=捨てる」ではありません。衣類を手放す方法について、いくつかご紹介いたします。
●少し手間はかかるけれど、楽しみに変わる手放し先
最近は利用している方も多いネットオークションやフリマアプリ。
出品のための写真撮影・文章入力、売却後のラッピング・郵送の他に、
質問や割引交渉などのメール対応もありますが、自分の納得いく金額で手放すことができ、
売上金額で「何を買おうかな?」なんていう楽しみもあります。
通勤時間などの隙間時間で利用できるといいですね。
●誰かの役に立つ 社会貢献できる手放し先
国内外で恵まれない子ども達に支援活動している団体の中には、
衣類の寄付を募集している団体があります。
衣類の受け入れ基準・支援の内容は、活動団体ごとに違い、
受入倉庫の整理作業などで受入時期を制限している場合もありますので、
事前の確認が必要になりますが、大切にしてきた衣類も「誰かの役に立つ」なら、
気持ちよく手放すことができるかもしれません。
以前『11月からスケジュールに入れると年末が楽になるモノゴト』
でもご紹介しました『古着でワクチン』では、
衣類の他、バックや靴・服飾雑貨を送ることで、
世界の子ども達にポリオワクチンを寄付することができます。
最初に3,000円(税抜)で回収キットを購入しますが、購入後回収キットと一緒に、
合計8,000円分の協賛企業のクーポン券がもらえます。片づけを学びたい方や、
収納用品の購入・宅配クリーニングの利用を考えている方には、とてもお得なクーポン券です。
また、私の住んでいる地域では、自治体が古着の回収をしています。
回収された衣類の売上金は、子供会の運営資金となります。
目に見える形で活かされるのは、とても嬉しいものです。
自治会の他にも、学校や学童保育などで定期的に開催しているバザーでは、
衣類の寄付を募っていることもあります。地元で役立てるのもいいですよね。
●お出かけついでに、すぐに取りかかれる手放し方
衣類のメーカーの中には、店舗の中に自社製品の回収ボックスを設けているところがあります。
ユニクロ、GU、無印良品などで実施しているので、よく利用される場合、
買い物に行くついでに、着なくなった服を回収ボックスに出してくることができて便利です。
H&Mでは、自社製品以外も受け付けてくれます。また、衣類だけでなく、
タオルやシーツなど、布製品であれば回収可能です。袋に入れて持ち込むと、
持参した袋1袋につき、1枚の割引クーポンがもらえます。
(袋のサイズ指定はなく、クーポン券は1日2枚まで)
衣類回収プログラム「Garment Collecting」|H&M
http://www2.hm.com/ja_jp/kids/shop-by-feature/16r-garment-collecting.html
また、期間は限られますが、大手スーパーや紳士服販売店では、
下取りキャンペーンなどで衣類の回収をすることがあるので、
キャンペーン時期に合わせて、クローゼット中を見直すのもおススメです。
ご自身にあった手放し方を見つけ、クローゼットも気持ちもスッキリして、
これからの季節を楽しみたいですね。
収納とインテリアで暮し最適化
株式会社アンジェ・リュクス 佐藤美香
http://www.angeluxes.net