「お雛様を飾る場所の確保と収納方法」

女の子のいるご家庭では、そろそろお雛様を飾る時期ですね。
お雛様も最近ではコンパクトなタイプが増えていますが、
それでも飾る場所や収納場所の確保は難しいですね。
3姉妹のいるわが家では、3人分のお雛様があります。
飾る場所、収納場所は悩みのたねでしたが、
「どうしたいか?」を家族で話し合ったことで解決しました!
わが家の例をご紹介いたします。

●飾る場所は話し合いで優先順位をつける
以前住んでいたマンションでは、リビングの横に和室がありました。
背の低いタンスの上にお雛様を飾ればリビングからも見ることができたので、
毎年タンスの上がお雛様の定位置でした。
ところが、今の家に引越しをしてから困ったのがお雛様を飾る場所。
現在住んでいるのは3階建ての戸建てで、
2階にリビング・ダイニングとお風呂などの水回りがあり、
子ども達は寝るとき以外のほとんどの時間を2階で過ごします。
引っ越して数年は1階(将来の子ども部屋)の普段使っていない部屋に飾っていました。
あまり陽が当たらないため、
お雛様の顔が変色してしまうことも防げるのでは?と思っていましたが、
娘たちからは「お雛様が見えない」というクレームを受けました。
とはいえ、2階に置くとなるとリビングは狭く、
ダイニングはとても日当たりがいい上に、料理の臭いがつくことも心配です。
ですが、家族と相談した結果、「お雛様が見える」ことを優先し、
ダイニングにある出窓に飾ることにしました。

出窓には遮光シートを貼り、窓側にあるレースのカーテンも遮光のものに買い替えました。
調理中は極力カーテンをしめるなど、出来る範囲で対応しています。
少し手間はかかりましたが、お雛様がいつも目に入るようになり、娘たちは嬉しそうです。

●収納場所は管理・出し入れしやすい方法に変える
三女が生まれるまでは、人形や装飾品が入った箱をクローゼットの中の隙間に、
パズルのように収納していました。分散させて収納することで、スペースを確保していたのです。
ですが、三女のお雛様が増え、3人分の人形や装飾品をバラバラに収納する方法では、
管理の限界を感じるように。
思い切ってクローゼットの一角に無印良品のPPケースを置くスペースを設け、
ここで個人別に管理ができるように変更しました。飾る時も仕舞う時も、
クローゼットから引き出してくればいいので楽チンです。
無印良品PP収納ケース引出横ワイド大×1、無印良品PP収納ケース引出横ワイド小×2使用)

●お雛様をかざるのは家族との思い出作り
飾る場所や、飾り方、収納の仕方は、人によってこだわりがあるものです。
子どもに触られない場所がいい、
天気が良い日に飾りたい、購入した時の丈夫な箱で管理したいなど。
わが家では、娘たちの意見を尊重したことと、個々に管理できる方法に変えたことで、
〝自分のお雛様“という想いが増したように思います。

雨の日でも、夜でも、家族が揃った時に一緒に飾る。これもわが家のこだわりです。
家族の思い出作りとして、お雛様が大切な存在となっています。

収納とインテリアで暮らし最適化
株式会社アンジェ・リュクス 佐藤美香
http://www.angeluxes.net

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