頭のいい子が育つ家づくりのヒント

住まいは人に影響を与えます。
特に子どもの成長に与える影響は大きいのではないでしょうか。
今回は子育て世代には気になるテーマ「頭のいい子を育てる」家作りのヒントをご紹介します。
「頭のいい子=勉強できる子」ということではありません。
でも子どもって、知的好奇心を刺激し、
学ぶ意欲を育む環境の中に置かれれば進んで多くのことを知ろうとします。
そんな子に育てるために親が出来ることは何か?
色々な本を読んだり、講座に参加したりする中で私が辿り着いた答えは、
特別なことをするのではなく、コミュニケーションを大切にし
「好き」を見つける暮らしをすることでした。

●どこにいても声が聞こえる空間
子どもだけでなく、大人も名前を呼ばれただけで自己肯定感が高くなるそうです。
自分の存在が認められた、尊重されたと自信がつくようになるのです。
家作りに活かすのであれば、どこにいても声が届く吹き抜けのある空間
、ゆるく仕切った間取りなど、ほどよい距離感で家族の気配が感じられ、
いつでもお互いを呼び合える空間を意識して作ってみてはいかがでしょうか。

●本棚で共通の話題作り
絵本は家族で共有体験ができるおすすめのアイテムです。
本棚を家族共通にすれば、お互いが興味のあることを自然に理解しあえるきっかけにもなります。
絵本だけでなく、漫画や小説、専門書など親が読んでいる本に
子供が興味を持ったら読書好きな子になりますよ。
私の家も親子共有の本棚でした。
親の影響で高校生ながら江戸時代の小説や宇宙の本など
同世代の子との会話には上がらない別の世界を知ることができました。
父とは本の感想を話すという共通の話題があったので、思春期の反抗期の記憶もありません。

こんなオシャレな本棚だったら、インテリアとしても素敵でお子さんも喜びそうですね。

BespOacinteriorsより画像をお借りしています。

The Elm TreeBookshelf

こちらは、子供の絵本選びに我が家で大活躍したシリーズです。

幸せの絵本

●好きを見つける秘密基地
せっかく新しくきれいにした家を子どもに汚されてしまうのはショック。
でも好きなこと、興味のあることを思いっきりやりきること、
遊びに没頭することは子供にとってすごく大切なことです。
「この空間だけは君の好きなようにしていいよ!」という場所を作ってあげることで、
お互いに気持よくノビノビと過ごせます。子ども部屋の壁に大きなホーローパネルを貼って、
思い切りお絵かきできるスペースを作るご家庭などもありますよ。
自由に夢中で過ごす中、自分で自分の「好き」を見つけられると一生豊かでいられます。
好きなことへの探求心、好奇心は工夫や知恵を出すことにもつながり、
それが勉強することの大切さに気づくチャンスです。

子どもの可能性は無限大。
暮らしの中にたくさん種をまいて芽が出て花が咲くのを楽しみにしましょう!

収納とインテリアで暮らし最適化
株式会社アンジェ・リュクス 黒坂 沙由理
https://angeluxes.co.jp/

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