保管しておきたいものの収納場所はあっても、毎日使うバッグの置き場所がない。
実は、多くの片づけ現場で伺うお悩みのひとつが、「普段使うバッグの定位置」なんです。
帰宅後の忙しい主婦のみなさんの中には、ついリビングに床置きという方も多いのではないでしょうか。
定位置が決まらないと、バッグやお財布が必要になる度にリビングのあちこちを探す羽目に!
そこで今回は、片づけが苦手でも取り入れやすい、毎日使うバッグのオススメ定位置をご紹介いたします。
■床置きはしない!スツールを定位置に
外出から帰ってくると、まずはコートを脱いだり、
子どものことをしたり、生鮮食品を冷蔵庫にいれたり…
その間ついつい、バッグをリビングやキッチン横に床置きしていませんか?
そんな時はスツールを定位置にしてみてはいかがでしょうか?
我が家で愛用しているスツールは、IKEAのもの。
丸型はすでに廃盤ですが、座面が三角のとっても可愛いKYRRE(シルレ)
というスツールが新しく発売になりました。
お値段1,499円とお手頃価格な上、スタッキングできる優れもの。
リビングだけでなく、子ども部屋や寝室にも、「ちょい置き」のための定位置として活用するのもオススメです!
我が家ではパソコン仕事もするダイニングテーブルのすぐそばに置くことで、
サッと手帳を出したりメモを出したり。
その度に取りに行く必要がなく手を伸ばすだけ!“お財布はどこ?”となりにくいもの嬉しいですね。
このスツール、来客時にはもちろん椅子して活用。専用収納を作らずとも、
1台二役で活用することで、お家の中をスッキリ保つこともできます。
■リビングのすぐそばに一軍の定位置を
お出かけの度にバッグを変える、という方にとっては、
変えた後の管理も頭を悩ませる種の一つではないでしょうか。
我が家では、リビング収納の中にバスケットを置いて「一軍バッグ」の定位置を作っています。
ポイントは、2枚ある扉の中央に定位置を作ったこと。
面倒くさがりの私でも、扉をちょっと開けただけで手が届く様とことん収納のハードルを下げたことで
「後でしまえばいいや」という後回し癖を防いでいます!
カゴの中には、その時期使うお気に入りのバッグが数点。
寒い時期には外出に必要なマフラーや手袋を一緒に入れておくことも。
その他にも、外出の際にポストに出したい手紙、仕事に持っていきたい書類など、
バスケットに入れておくことで忘れ物防止にも一役買っているんですよ。
また、よく使う1軍バッグと、使用頻度の少ない2軍に分けることで、日頃の管理をラクにする効果も。
定位置を決めることで探し物をなくし、時間の余裕を生み出す。
忘れ物のうっかりも防止できる。
暮らしがラクに快適になる「バッグの定位置」を作りませんか。
収納とインテリアで暮らし最適化
株式会社アンジェ・リュクス 國松麻央
https://angeluxes.co.jp/