食事や家族団らん、時には仕事や勉強など、家の中でもいろいろな目的で使うダイニング。 長い時間を過ごすからこそ、座り心地のいいお気に入りの椅子が欲しくなりませんか? でも、何を基準に選んだらいいのか難しいところ。今回はダイニングチェアを選ぶポイントをご紹介します。
■テーブルとイスはセット購入でなくてもOK
意外と皆さん思い込んでいらっしゃるのが、「ダイニングテーブルとチェアはセットじゃなきゃだめ」ということ。実は全くそんなことはありません。もちろんセットのほうが統一感が出てまとまった印象になりますが、あえて別々に購入するのもアリです。特にカジュアルやカフェ風のインテリアテイストがお好みの場合、チェアとテーブルがバラバラのほうが味が出てインテリアのいいアクセントになることがあります。実際に我が家の場合、以前は同じセットのテーブルとチェアを使っていました。
同じ材質・色味のため統一感があり、お部屋の全体の印象をスッキリみせてくれていますよね。 年月が経ち、少しインテリアの雰囲気を変えたいなと思ったときに思いついたのがチェアのみを変えること。
テーブルは同じものですが、チェアだけを変えるだけで、椅子それぞれの個性が出てカフェのような雰囲気に。お部屋全体も洗練された都会的な印象になりました。セットで変えると金額的にも大型の家具になりますが、チェアだけなら1脚ごとに変えていけばお財布にも安心です。
■テーブルの高さとの相性
テーブルとチェアを別々にする場合、気をつけなければいけないポイントがいくつかあります。まず一つ目のポイントは、ダイニングテーブルの高さと椅子の座面の高さが合っていること。
テーブルの天板と椅子の座面の高さの差のことを「差尺」といいます。(写真の①-②) ここが27㎝~30㎝だと食事の時にちょうどいいと言われています。 パソコン作業になると、この差尺がさらに2㎝~3㎝小さいほうがタイピングが楽に。どちらに合わせるかはダイニングの主な使い方によって選択をしてみてください。 もし今お使いのダイニングチェアが座りづらいと感じるなら、ここに原因があるのかもしれません。
■インテリアに合わせた選び方
上でご紹介した写真のフリッツハンセンのセブンチェア。 座面の高さは44㎝でテーブルの高さは74㎝。その差30㎝と食事に最適な高さです。 ひじ掛けがなく、スッとテーブル下にしまうことができて、ダイニングチェアとして使い勝手がとてもいいんです。 角のない丸みを帯びたデザインの美しさはもちろんのこと、その座り心地はミニマムなフォルムからは想像できないほど身体にフィットして快適。大胆な形でありながら繊細さを併せ持つ唯一無二の存在です。スタッキングができるので普段は収納して、来客時に出すという柔軟な使い方もできスペースを有効活用できます。北欧インテリアが好きな方におすすめです。
ミッドセンチュリースタイルが好きな方にイチオシなのがイームズチェア。 貝を模したその形からシェルチェアーとも呼ばれ、個性的でカラーバリエーションも豊富、飽きのこないデザインでダイニングにピッタリ。 チェアが丸みを帯びているので円形のテーブルと相性抜群です。 体のラインに合わせて滑らかな曲線を再現し、包み込むような優美なデザインは、シンプルで美しくどんな場所やシチュエーションにも溶け込むデザインで世界中でファンの多い椅子の一つです。
眺めているだけでもうっとり。美しいフォルム且つ、一度座るとその座り心地に離れられなくなるのがカールハンセン&サンのYチェア。 座面はペーパーコードといういわゆる”紙”で編んであるため、ほどよいクッション性で優しく体を受け止めてくれます。座面の奥行があるので、食事はもちろん、お茶をしながらくつろぐにも最適な1脚です。また座面は何回でも張り直しができるので、孫の代まで受け継ぐことができ、実はとてもエコロジー。年を経ることで木の色が濃く変化していくところもこのYチェアのいいところです。
インテリアに正解はありません。気になる椅子があったらダイニングテーブルの写真を持って実際にお店に行ってみたり、電話やメールで問い合わせてみましょう!きっと良いアドバイスをもらえますよ。 家族みんなが自然と集まってくる、そんな居心地のいいダイニングを目指して、まずはお気に入りの一脚を見つけてみませんか?
収納とインテリアで暮らし最適化
株式会社アンジェ・リュクス 森本 智子
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