ランドセル収納は「動線上」に「置くだけ」が習慣化のコツ

新年も明けてそろそろ入学や進級の準備が気になる季節ですね。小学校入学とともに出てくるのが「ランドセルの置き場所問題」。6年間を通じて使うランドセルは収納場所を考えないとリビングが散らかる原因にもなりかねません。今回はランドセル収納を考える際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
 

●どこに置く?

1つ目のポイントは置き場所。「ただいま!」と帰ってきてからすぐに置ける場所を定位置にしましょう。遠かったり、奥まっていたりちょっとでも “めんどくさい” と感じる動作があると、リビングや玄関にそのまま放り投げてしまう可能性大!子どもの帰宅後の【動線上】に置くことが鉄則です。
 

 
例えば、玄関からリビングに向かう動線上にワゴンを設置。通り道にあることで、わざわざランドセルを置きに行く必要がない、というのが大きなポイントです。これから家を建てる場合には、子どもの動線を考えながら設計段階で収納場所を決めておくのがオススメです。玄関からリビングまでの間にファミリーロッカースペースを作ると家族のモノがリビングに散乱するのを防ぐことができ、子どもだけでなく大人のモノの管理もスムーズにできます。
 

●どのように置く?

2つ目のポイントは置き方。サッと取れてパッと戻せる【ワンアクション】じゃないと長続きしません。フックにかけたり、棚にしまったり、やり方はいろいろありますが、一番のおすすめはシンプルに「置く」という収納。棚やワゴンの上にポンっと置くだけ。棚やワゴンが難しいようなら「ラグの上に置く」というのも一つのアイデア。毎日定位置に戻すという習慣づけこそが大切。子どもの性格や行動パターンにあった方法で、片づけのルーティーンを作ってあげましょう。
 

●可動式のIKEAのロースコグ

「置き場所」と「置き方」の2つのポイントをふまえて我が家が選んだランドセル収納はIKEAのロースコグというキッチンワゴン。
 

 
・キャスター付きで簡単に動かせる
・マグネットフックが付くので給食袋やコップ袋なども引っ掛けられる
・子どもが成長したあとも他の用途で使える
という特徴も決め手になりました。実際に置いてみてもインテリアとのバランスもよく大満足です。玄関からリビングに続く動線上に設置していることは上でもご紹介しましたが、ここにはランドセルのほかに教科書・鉛筆けずり・ティッシュ・ハンカチ・マスクなども一緒に置いて、そこで学校の準備が完結するようにしています。キャスター付きなので移動も楽々。リビング学習するときなど、ワゴンごとテーブルのそばに持ってくれば、教科書や学習用品がすぐに手にとれて便利です。低学年のうちはリビングで、将来的に子ども部屋を作ったらそちらに移動、という使い方もできてフレキシブル。
 

●ずっと長く使い続けられるものを

 

*画像をREISM SELECT様HPよりお借りしています
 
Anthemのカートハンガーのような、スチール製のカートハンガーはインダストリアルなインテリアにも調和すること間違いなし。下のかごにはランドセルを、上のハンガーには普段のアウターやS字フックを使えば袋類をかけることもできます。これ1つあれば学校の身支度が完了というのもうれしいですね。子どもの使うものだからといって子ども向けのラックを使う必要もなく、大人になってもずっと使い続けられるものを選ぶのも大事な要素の1つです。
 

●小学校卒業後も個人の荷物の管理は必要

ランドセルは小学校卒業までですが、中学・高校と成長するにつれて荷物の管理は増えていきます。しかし戸建ての場合、2階に子ども部屋があることも多く、最初から子ども部屋にランドセル置き場を作ると、めんどくさくなってリビングにそのまま…ということになりかねません。最近は中学入学と同時に子ども部屋を作る家庭も多いですが、それまでにランドセルを戻す習慣化ができていないと、やはり戻すのは難しいですよね。そのためシンプル・簡単な方法で習慣化することが大事です。
 
6年間おつきあいするランドセル。「ランドセルを片づけること」が毎日のルーティーンになるよう「帰ってきた時の動線」と「置くだけ収納」をポイントに小さな「できた!」の機会を作ってあげてください。子どものランドセル収納は、学習環境を整えるだけでなく、子どもの責任感や自己管理能力を育む重要なプロセスです。毎日の積み重ねが子どもの自信にもつながって笑顔が増えること間違いなしですよ。

収納とインテリアで暮らし最適化
株式会社アンジェ・リュクス 森本 智子
https://angeluxes.co.jp/
 


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