スマホやタブレットを使った読書も一般的となりつつある昨今。
我が家でも2年ほど前、息子が流行りの漫画本を欲しがったことをきっかけに電子書籍を導入。
「読書」のスタイルが変わっていきました。
今回はそんな、時代と暮らしにあわせて変化する「本」の持ち方と楽しみ方について、
我が家の例をご紹介します。
電子書籍と紙の本、両方の利点を知って使い分ける
電子書籍最大の魅力は、本を手軽に持てることです。
クラウド上の本棚は、何冊もの本をジャンルやタイトル別に自動で分けて保管してくれます。
必要な時に読みたいものをスマホやタブレットにダウンロードするだけで、
収納場所の確保も、片付けも不要。
そのため我が家では、冊数が増えやすい漫画本は管理しやすい電子書籍を購入。
息子には電子書籍用の専用端末で読ませるようにしています。
専用端末はいくつか種類がありますが、選んだのは本しか読めないタイプ。
ゲームや動画鑑賞などの誘惑や、Webサイトなどへの誘導広告もなく、子供にも安心。
バックライト方式で目への負担が少ないので、就寝前の読書にも最適です。
それに対して紙の本の方が良いと感じるのが、長編小説や学習本です。
電子書籍はページをパラパラとめくれないので、振り返って読みづらいというデメリットがあります。
ブックマーク機能を使うなどの工夫をすれば良いのでしょうが、
ハードルがない方が読書は当然はかどります。
息子も「紙の方が慣れていて読みやすい」と言うので、
積極的に読んでほしい本はこれまで通り紙の本を購入しています。
その結果電子書籍と紙の本、両方を使い分けて読書を楽しむようになりました。
スキマ時間に本を「聴く」
そんな我が家の読書ライフに最近新しく加わったのが、耳で楽しむ読書「オーディオブック」です。
最初は、本を「聴く」ってどうなのだろう?ストーリーに入り込める?と懐疑的でした。
それが無料期間だけのお試しのつもりで聴いて、見事にはまりました。
俳優や声優、ナレーターなど表現のプロが感情豊かに読み上げてくれるのですから、
面白くないはずがありません。
まとまった読書時間が取れず、1冊の本を読み終えるのに時間がかかることもありましたが、
オーディオブックなら、運転しながら、家事をしながら、様々なタイミングで「ながら読書」が出来ます。
「聴く」だけだから、これまで手に取らなかったようなジャンルの本にも挑戦しやすく、
読書の幅が拡がりました。
電子書籍や紙の本に比べると割高に感じるオーディオブックですが、
聴き放題プランが充実したサービスもあります。
本が好きなのに、時間に追われてなかなか読めない・・・
そんな方はぜひご一読ならぬ、ご一聴ください!
電子書籍、紙の本、そしてオーディオブック。
それぞれに素晴らしいメリットがあり、デメリットもあります。
「本」は日々を豊かにしてくれるアイテムのひとつ。
時間や暮らしに合ったツールを使い分けて、読書ライフをより充実させましょう。
収納とインテリアで暮らし最適化
株式会社アンジェ・リュクス 上野 友香子
https://angeluxes.co.jp/