子どもの成長と共に増える子どものモノ。おもちゃはもちろんのこと、持ち帰ってきた作品や園・学校からのお手紙など、あっという間に家の中がモノだらけ・・・ということありますよね。
実は簡単なポイントを意識するだけでスッキリ収納スペースに収めることが可能です。今回は子どもにまつわる整理・収納のちょっとしたヒントをご紹介します。
◆園・学校のお手紙はクリップファイルで
子どものモノでも親が管理しなければならないのが園や学校からの「お手紙」。収納場所を決めないといざ情報が欲しい時に「アレ?どこいったかな?」と探すはめに。子どもが持ち帰ってくるお手紙は2冊のクリップファイルで収納しましょう。
1冊は1年を通して保管しておくもの(例えば、年間予定)。もう1冊は月やイベントごとのお知らせ(例:月間予定、給食の献立、遠足や運動会などのイベントのお知らせなど)。
分けておくことで必要な情報がすぐに取り出せます。「はさむ」という1アクションのみで終わるので、片づけのハードルがグッと下がります。
年間のファイルは年度末に、月間のファイルは月末に見直して不要なプリントは処分することをお忘れなく。懇談会などにファイルを持参して、そのまま書き込めるのもメリットです。
お子様が2人、3人といらっしゃる場合はお子様ごとに色別で分けるとわかりやすくておススメです。
クリップファイルは横に置くと面積が多くなるので、ファイルケースに立てて保管しましょう。
◆持ち帰った作品は「飾る」→「しまう」
こどもは創造力のかたまり。小さな手から色々なものを生み出してくれます。
まずは園や学校から持ち帰った作品を家の中で飾って、家族みんなで鑑賞しましょう。
原則として飾るものは1つ。そして次の新しいものがやってきたタイミングでその作品をどうするか「子ども自身」に判断してもらいます。我が家では工作はIKEAの軽い収納ケースSKUBBを使って、絵やポスターはセキセイ ドキュメントファイル アルタートケースA2を使って残したいモノはこちらに入れていきます。
こちらのケースも限りがありますので、入りきらなくなってきた時は、再び「子ども自身」に残す・残さないを判断してもらいます。大切なポイントは「自分」で判断させること。大人が思うよりも子どもは自分の中に軸を持っていて、残す・残さないをすんなり判断できることが多いです。どれも大事で手放したくない!となる場合は、作品と一緒に写真を撮ってデジタルで残すという方法も。大事なことは子ども本人が納得して手放すことです。
子どもの時だからこそ身につけやすい整理の習慣。大人が少し工夫してあげることで生活習慣の一部としてすんなり浸透させることができます。新年度を迎える今がチャンスの時期です。親子で一緒に整理の習慣身につけませんか?
収納とインテリアで暮らし最適化
株式会社アンジェ・リュクス 森本智子
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