お客様からのご相談紹介 「柱が集成材で大丈夫ですか?」

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先日、構造に集成材が使われていることについて懸念を抱かれたお客様よりご相談を受けました。
あまりこのような内容のご相談は受けませんので住宅計画のご参考になれば幸いです。
ちなみにシーフォーデザインレーベルでも構造に集成材を使用しております。

お客様が構造に集成材を使用している工務店さんからのお話に懸念を抱かれました。
「柱に集成材を使っているとのお話でしたが無垢の材料と比べてどうなんでしょうか?」

「まだ集成材の使用が始まって長い年月が経っていない為、長期的にみて正直どれほどの性能があるのかはまだ判明していない」
上記の工務店さんの回答に若干の不安を感じご連絡をいただきました。

私たちの考えとしましては
集成材に対する考えは工務店さんのおっしゃる通りだと思います。
しかし説明が足りない印象です。

構造が在来金物工法の場合ですと無垢材の柱(KD材)が適しております。
弊社は集成材を構造として使用しておりますが在来金物工法ではなくピン工法で施工しております。
工法に対して適した材料を使用することが大切だと考えております。
(詳しくはこちらのブログを読んでいただけますと幸いです)

弊社も以前は在来金物工法でしたので無垢材の柱を使用しておりました。
ピン工法へ切り替えた際、集成材へ変更いたしました。
ピン工法で無垢材を使用しますと材料が月日の経過で痩せてくる(細くなるような状態)可能性があります。
ボルトなどの締め付け部が緩くなってきてしまうためです。その点集成材は痩せてきたり、ねじれてきたりする可能性は低くなります。
木造の大型の建物はほぼ集成材が構造として使用されているそうです。

集成材を構造で正しく使用する際の注意点としましては集成材を形成しているボンドの成分に負荷をかけない環境にしてあげることです。
壁内の湿度をこもらせないことが重要です。
構造用合板も湿気を通す材料を使用し、外壁と構造用合板の間に通気層を設ける、防水シートも通気性の高い材料を使用するなどが大切です。
そうすることで壁内に湿気がこもりにくく、集成材のボンドへの負荷を軽減させ強度を確保していきます。
また、万万が一集成材の強度が低下してきても問題が生じないように強度が高く、透湿性の高い構造用合板を使うことも大切だと考えます。

上記のことから無垢材だから良い、集成材だから良いということではなく
選択している工法に対して適した材料を正しく使用することが最も大切だと考えます。

シーフォーデザインの構造についてのブログもどうぞご確認ください。
在来工法とピン工法、構造用合板を中心にわかりやすくまとまっております。
https://c4dl.co.jp/archives/19031.html

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