こんにちは。広報PR・住宅アテンドの澁谷です。
デザイン性の高い住宅が自慢のシーフォーデザインレーベルですが、実は、見えなくなってしまう構造の部分にも強いこだわりを持っているんです!
今回はそのこだわりの「構造」について書いていきたいと思います♪
▷ #007「“ありきたりではない” 断熱材のお話」はこちらから
▷ #008「“ありきたりではない” 耐震等級のお話」はこちらから
◆こだわり① 地震に強いハイブリッド工法
木造住宅の構造には、「木造軸組工法(在来工法)」と「壁パネル工法(2×4パネル工法)」の2種類があります。
「木造軸組工法」は、日本の伝統工法です。筋交いを入れて地震の力を分散させることができます。また、自由が効く工法なので増改築も容易に行えます。
「壁パネル工法」は、耐力壁を外側から貼ることでさらに地震の力を分散させることができます。
弊社では、間取りの自由度に優れている「木造軸組工法」とパネルを貼り耐力壁にする「壁パネル工法」を足した地震に強い「ハイブリッド工法」を採用しています。
構造自体は木造軸組工法で行い、壁パネル工法の強さを加えるために、構造材の外側に耐力壁としてパネルを貼り詰め、さらに必要とされる部分には筋交いを施工します。
これで軸組工法と壁パネル工法の良さを合わせ持つ、地震に強い家の構造が完成します。
◆こだわり② 内部湿を出す構造用ハイベストウッド
地震に強い家には面材を使用した工法を選ぶことが大事です。その際、使用する面材は繰り返し地震に強いものを選びます。そして、長持ちする家づくりには透湿性の優れた面材を選ぶこともかかせません。
そこで、弊社では「面材工法」・「繰り返し地震に強い面材」・「透湿性の優れた面材」の全てを高次元で叶えられる「NODA構造用ハイベストウッド」という木質ボードを使用しています!
湿気は量が多いところから少ない方へ移動し、その量や時間は移動する材の透湿抵抗によって変わります。この「透湿抵抗」の数値が低いほど、湿気を通します。
透湿性の悪い面材は結露が発生し、木材が腐り構造強度が劣化してしまいます。反対に、構造用ハイベストウッドは、優れた透湿性で結露を防ぐことができます。
ハイベストウッドには等級(Mタイプ→Pタイプ→PATタイプ)があり、弊社では長期優良住宅対応品かつ防腐防蟻認定品の「PATタイプ」を採用しています。
◆こだわり③ 高い耐震性・欠損の少ない金物工法(ドリフトピン工法)
「木造軸組工法」には大きく、「在来工法(仕口金物補強工法)」と「金物工法(ドリフトピン工法)」があります。
「在来工法」と「金物工法」は、ともに「金物」を使用しますが、「仕口(=接合部)」に対する考え方に違いがあります。仕口の方法が違うということ以外は基本的には同じ構造形態となります。
「金物工法(ドリフトピン工法)」とは、従来の木造建築で使われる木造軸組工法の接合部に金物を使うことで、高い強度を持たせた木造建築工法です。弊社の標準仕様にもなっています。
一方、「在来工法(仕口金物補強工法)」は、材木に仕口加工をして接続し、金物で補強した木造建築工法です。
<ピン工法のメリット>
・断面欠損が少なく耐震性に優れている
・ピンを差し込んで接合するので施工が容易
・従来の金物では建築不能な設計も対応できる
・金物の露出が少ないため仕上げが美しい
・結合部を強固にできる
「在来工法(仕口金物補強工法)」と「金物工法(ドリフトピン工法)」はどちらも正しく施工すれば大きな違いはないのですが、双方のメリットデメリットを考慮したうえで弊社は「金物工法」を用いて、より機能性が高くデザイン性にも優れた構造躯体を目指しています。
日々、効率性・安全性・機能性・デザイン性の全てに優れた工法を模索し、お客様にその時代における最先端の住宅を提供していきたいと考えます!
ここでは、基本的な構造のお話しをしてきました。ブログでは伝えきれない構造のこだわりを設計デザイナー・後藤が現地にて語り尽くすイベントを開催いたします!
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