第三十一回 About C4DL コラム「店舗改装プラン」

店舗やオフィスのデザインも行っているC4DL。内観外観のデザインだけでなく、店名・ロゴ・メニュー表・ユニフォームなどの作成まですべてを手がけることができます。
今回のコラムでは、C4DLが依頼者に提案したプランニング例を見ていきたいと思います。

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今回の依頼者は、500円ピザと肉とワインを提供するお店。内観、外観だけでなく、店名、ロゴ作製、メニュー表作成、ユニフォームに至るまで、すべてを提案した。コンセプトは「差別化」。
建築デザイナー後藤さんと取締役の高橋さんがそれぞれプランを提案した。C4DLではプラン提案時に、依頼者がイメージしやすいようにとリフォーム後の完成イメージをCGで説明しているという。

 
提案したプランの名称は「Go-maru-pi」と「Bambi」。どちらもピザ店らしくない名前で、特に「Go-maru-pi」の方は、聞きなれない響きを採用し、強く印象付ける効果を狙ったものだ。名前を考える際には、響きはもちろんのこと、ネットで検索しやすく、SNSにもアップしやすいことも考慮して考えるのだという。ロゴマークはどちらもシンプルなデザインなので、看板、メニュー、グラス、ユニフォームなどに使用しやすくなっている。
内装は、「Go-maru-pi」はグリーンと木材を多く使用したナチュラルな空間。「Bambi」はモノトーンを基調として近未来的でかっこいい空間の中にも「bambi」のかわいいロゴも使われており、「カッコカワイイ」空間となっている。


同じ店舗のプランニングでも、全く違うパターンを見ることができて面白い。店名やロゴひとつとっても、いろいろな想いや狙いがつめこまれていて深いと感じた。

次に、学童教室のリノベーションの提案例も紹介したいと思う。
勉強をする場所ということでコンセプトは「オンとオフ」。また安全面についても考慮してプランニングを進めた。
同教室は大通りに面した1階に位置しているため、道路沿いの面は一面ガラス張りにしたが、外からは見えづらいようにシートを張るなどして工夫している。このガラス面沿いに土間スペースを設け、1段上がってスタディースペースに入るプランニング。土間スペースはロッカーを置くなどして有効利用できるだけでなく、子ども達がスタディースペースに入る前の心の準備をする場所としても有効なスペースだと思う。「オンとオフ」の切り替えを見事に表現できている空間となった。

住宅のリノベーションだけでなく、店舗、事務所のリノベーション、さらにはロゴデザインや店名・ユニフォームまでも提案してくれるC4DL。自分自身の想像の域を超えたC4DLならではの角度からの提案は、とてもワクワクするものだと思う。
HP内のプランコレクションに掲載されているので、是非一度見てほしいと思う。

RENOVATION PLAN Collection


株式会社フィット 十津川でした。

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