3月に開催しましたC4DLが手がけたY邸のオープンハウス、コラムでも紹介させていただきましたが覚えてらっしゃいますでしょうか? そのオープンハウスの見学をきっかけにマイホームをC4DL に依頼することを決意したのがSさん。今回から、変則的ではありますが、Sさんの打ち合わせでの内容を報告していきたいと思います。
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SさんがC4DLにアクセスしたのはオープンハウス後の3月のこと。奥さんは臨月を迎え、高橋さんと旦那さんのメールでのやりとりが始まった。
「建て売り価格で注文住宅をつくる」ことがミッションのC4DL。4大要素についてコラムでも取り上げたが、まず「予算の計画」がある。次に「土地の選定」、それから「家族の賛同」「建築プラン」という流れになる。
予算の計画をし、住宅ローンを組める目安を確認したうえで土地の選定になる。高橋さんが予算に見合った場所を方々探してくれたという。その中に候補地とし2カ所、40区画ほどある新興住宅地内の土地と40年ほどの歴史ある住宅地の中の空き地があった。空き地は三角形で、高低差が2メートル以上ある、通常家を建てるにはイレギュラーすぎて対応できない物件。誰も手を付けたがらないため残っていたのかもしれない。しかし、そういう土地をいかに生かすかを考えるのがC4DL後藤さんの真骨頂。
価格は後者のほうが低価格にはなるが、周辺環境として、新興住宅地であれば同世代の住人が多いだろうと予測ができるが、40年来の町会内であれば、周辺に同世代がいる確率は低くなる。土地の選定で近所付き合いに関しては、キーポイントのひとつになるかもしれない。
どういった環境に置かれるのか、周辺リサーチもC4DLがしっかりと担当してくれる。その土地の様子、さらには近所の調査のため現地へ向かい、周辺環境について、土地のクセなども調べて報告してくれる。素人にはわかりにくい分野だと思うので本当に心強いと思う。
Sさんは今はサラリーマンだが、一時期カフェを自営していたことがあるということが判明。高橋さんとしては、新興住宅もよいが、異世代がいる町会も今後どんどん世代交代していくだろうことや、異世代がいるからこそ活性化していく面もあるのではないかと話をしたという。将来的にカフェなどを再開する場合でも、そこが優位に働くかもしれないとも。
「家族の賛同」という点で、夫がその物件を気に入ったものの、やはり妻の同意が得られない時間(不安に感じる時期)があったようだ。しかし何度かやりとりを重ねながら、遂に注文を決意したSさんご夫妻。6月23日、初回のミーティングが行われた。お腹にいたお子さんは既に3カ月、しかもその日は月誕生日だった。
次回は初回のミーティングでどんな話が展開していったのかをレポートします。
株式会社フィット 大西でした。