前回の学校への持ち物編に続き、
今回はプリントの整理や通学準備をやりやすくする方法についてお話します。
子供自身が自ら行動を起こす仕組みには、サッと取れてパッと戻せることが必要不可欠です。
前回と同様にワンアクションででき、
何がどこにあるか一目ですぐに分かるようにすることがポイントです。
〔 持ち物編はこちら https://c4dl.co.jp/archives/5948.html 〕
●大事な書類はいつでも見えるように
学校の時間割、行事などの忘れてはいけない大切なプリントやお便りは
クリップボードに挟み、いつでも目につくようにします。
そうすると、子供が自分でスケジュールを立てながら行動をするようになります。
『今週は学校で何があるの?週末に準備しておくものはある?』
ちょっとした声かけをしてあげるだけで1週間や1ヶ月を俯瞰し、
物事の整理ができるようになっていきます。
●科目ごとに色分け、ラベル分け
クリアファイルやファイルボックスに区別をつけるのも1つの手です。
プリントが混ざってしまったり、時間割を間違えて揃えてしまうのを回避するためには
科目ごとに色分けすると良いでしょう。
赤は国語、青は算数というように色で科目を決め、そのファイルの中に全てを入れるだけ。
教科書やノートの横には色別のシールやマスキングテープを貼って
並べておくと分かりやすくなります。
女の子は自分好みのデザインを作成できるテプラなどでラベリングすることもオススメです。
キングジム ガーリーテプラ
https://www.kingjim.co.jp/sp/girly_tepra/
『色分けすると分かりやすいんだね!』
『ラベリングしてから机の周りがキレイで気持ち良いね!』など
具体的に声かけをすると自分にはこの方法が向いてるんだ!と気づくことができ、
自ら工夫をしていくようになります。
親ができることはサポートと気づかせてあげること。
あとは本人が楽しくやっていることを応援してあげることが大切。
そのやり方、、、?と思っても自分で工夫していることを認めて、見守ってあげましょう!
●やりやすさ、やりづらさを活かす
机の上の収納には手前に立ち上げのないA4ファイルボックスが使いやすいです。
スッと引き出すだけで取り出せて、戻すのもラク。机周りがスッキリと整います。
また、予備のノートなどは立ち上げのあるファイルボックスを使い、
あえて取り出しにくくすると間違ってストックを使うこともありません。
ステイトファイルケース
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無印良品 ポリプロピレンスタンドファイルボックス A4用
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成長とは、良い習慣を身に付けること。
出来ることを一つ一つ積み重ねることで習慣になっていきます。
仕組みを作り声掛けをすることで続けることができるようになります。
子供のうちから身支度に対する意識があると、
大人になってからも仕事や暮らしの中でも活かせますね!
収納とインテリアで暮し最適化
株式会社アンジェ・リュクス 黒坂 沙由理
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