第三十六回 About C4DLコラム「お客様との打ち合わせ プランの確認」

C4DLで家を建てるため土地の購入を決意したSさんご夫妻の、4回目の打ち合わせについての報告です。いよいよ家づくりが本格化してきました。
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前回土地の購入を決めサインしたSさん夫妻。ゴミ置き場についてはまだ決着していないようだが、いずれにしてもすべてC4が交渉を引き受けてくれているので、自分たちが出ていかなくてすむのは助かることだと思う。

そしていよいよ後藤さんからプランの提示があった。室内に階段が多用され、段差を利用したスキップフロアのあるプランだと話があった。その階段について質問する奥様 。階段下に収納スペースを確保できることや子どもにとって危険なほどの段差ではないこと、また上階へ続く階段は北側に配置するのがセオリーだが、真南を向く家だからこそ敢えて南に階段を置き、上から入る直射日光をそのまま受けるのではなく、階段に当て屈折する光を楽しむなど、デザイナー後藤さんならではのアイデアの説明があった。オープンハウスのY邸も、同様に南側に階段があったことが思い出された。

「段差のある土地だから高低差を利用して、階段をうまく生かしながら生活したほうがよい」と後藤さんが言うと、「希望と現状の間をうまくとっていくと、このプランがベストになります」と高橋さん。

エアコンの位置を確認し、今使用しているエアコンを活かしたい話をしたSさん。なんと家を購入することを想定して、12畳用と6畳用のエアコンを購入していたという。

主寝室はクローゼットだと畳まれたドアが邪魔になるような気がするので、スペースを確保するためにもロールスクリーンにできないか、その場合予算をおさえられるか、などの質問が。すると後藤さんから、予算を大きく抑えられるものではないが、主寝室に最初はベビーベッドを置いたり、人が来ないだけに物を置いてしまったりしがちなので、スぺースを広く確保するためにはよい選択だろうと話があった。

「確認したいことがあったら遠慮しないでなんでも話をしてくださいね」と高橋さんの優しい声。質問をしていいものか気が引けてしまうだろうことを見越しての声かけ。なんでも一旦は受け入れて、可・不可の説明をする、というスタンスがありがたい。

これから構造計算をしていくという。前工事として、屋外給排水に関して、道路のアスファルトを壊して水を引き込み、またアスファルトを元に戻すなどしなければならず、また地盤調査もしていくという。

アパートの土地が越境している件は、アパートの改修などを行う際にブロック塀の補修工事をしてほしい件など、隣の土地のオーナーときちんと話し合うつもりだという。

次回は、外壁やキッチンをどうしたいのかという細かい仕様を決めていく。「格好よくしていきたい」と話す菅原さん。その意向に沿うように高橋さんや後藤さんもモデルは用意するという。高橋さんは「もし街中を歩いていて、こんなのがいいなというようなものに出会ったら、ぜひ写真を撮ってメールしてください」と話す。


いよいよ建物が具体的になってくる。ワクワクとドキドキが同居した心情かもしれないが、C4メンバー全員がSさん夫妻の意向に寄り添ってくれる安心感が心強いに違いない。

株式会社フィット 大西でした。

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