毎朝子どもの身支度を済ませ、幼稚園や保育園、小学校に送り出す。
ほんの数十分のことですが、子育て中はハプニングの連続。
「靴下が片方見つからない」と呼ばれたと思えば、「お箸が揃わない」と朝食が遅れる。
「髪の毛、2つに結んで」というリクエストにも、髪ゴムが見つからずに左右違うもので対応。
落ち着いて笑顔で送り出したいのに、慌ただしく急がせてしまうことも少なくありません。
ペアで使うものってなぜかいつも片方だけ無くなります。
今回は、5人家族のわが家が「片方がない!」を防ぐために取り入れている工夫をご紹介します。
●便利グッズでバラバラにしない
わが家には3人の娘がいます。賑やかで楽しい反面、困るのは個々の持ち物が見分けにくいこと。
特に大量の洗濯物の中から、靴下を合わせる作業を面倒に感じます。
そこで取り入れたのがキャン★ドゥで見つけた「くつ下洗いの三兄弟」です。
上の輪を外すと、洗濯バサミのように靴下を挟むことができます。
輪を元に戻すことで、挟んだ靴下をしっかり固定。
そのまま洗濯機に放り込んでも、左右がバラバラになりません。
また、輪の部分を洗濯バサミで挟んで干すことができるのです。
洗う→干す→しまうの間、ペアが離れることがありません。
乾いたらそのまま個々の引出しに入れればOK。靴下を合わせる・畳む作業から解放され、楽チンです。
●全部同じもので揃える
2つ1組のものを使うたびに合わせるのは、意外に面倒なことです。
全部同じもので揃えるというのも方法の1つ。
例えば、お箸を全部同じにして家族共用にすれば、あとは使う時に2本ずつ取るだけ。
たくさんの中から、探さずに済みます。
毎日いくつものお弁当を作るお宅では、お弁当用の箸も揃えると手間が減っていいですよ。
また、このやり方を靴下に応用してもいいですね。
同じ靴下を何足か揃えておけば、1つ1つペアにする手間がいらなくなり、
片方無くしても残っているものと組み合わせて履くことができます。
●使い終わる場所に個々の置き場所を
個人の持ち物を人別に分けて管理していないと、使うときに“自分のものを探す”という手間がでてきます。
ですが、最初から混ざらないようにしておけば「探す」必要がなくなります。
おススメなのが、使い終わる場所に個々の置き場所を設けること。例えば、髪ゴム。
お風呂に入る前に外すなら、脱衣スペースに髪ゴム置き場を作っておきましょう。
わが家では、3人がそれぞれ自分のフックを使っています。
手袋やマフラーのように玄関で外すものでしたら、玄関に個人の置き場所を。
動線上に定位置を決め、使ったらそこに戻すことを徹底すれば、モノの行方不明は防げます。
暮らしやすさを手に入れるには、まず日々のストレスを解消すること!
ストレスの原因がどこにあるか見極めて、お家の収納や家事の仕組みを見直すことが有効です。
暮らしやすさへの1歩となれば嬉しいです。
収納とインテリアで暮らし最適化
株式会社アンジェ・リュクス 佐藤美香
https://angeluxes.co.jp/