毎日おこなっている家事の中には、
当たり前になりすぎて「面倒な手間」に気づいていないことがあります。
しかし、視点を変えることで手間を省くことや楽になることができます。
毎日のことだけに小さな変化も大きな効果。
今回は、食事のたびにもれなくついてくる食器洗いを簡単にする3つの方法をご紹介いたします。
●洗う食器を減らす
食事は家族とのコミュニケーションの場でもあります。美味しい食事で楽しく過ごしたい。
そう思う一方で後片づけが負担になることも…。
休日のランチはワンプレート、平日の夜は丼ものや大皿料理にするなど
洗う食器を減らすというのも1つの方法です。
後片づけを気にせずにゆっくり食事の時間を楽しめます。
また、洗い物が少なくて済む調理法もおすすめ。例えばパッククッキング。
湯せん可能なポリ袋に材料を入れ、鍋の中で湯せんして材料に火を通す調理法です。
お鍋1つで数種類の料理を作ることができるので、
料理を作るたびに洗いものを増やすことがありません。
パッククッキングについては、こちらの記事でもご紹介しています。
「春休み、子どもの昼食どうする?簡単準備で楽に美味しく♪」
●便利な道具をプラスする
お菓子を作る時などに使うスクレーパーをシンクに1つ常備しておくといいですよ。
私は100均で購入したプラスチック製のものを使っています。
丸い部分は鍋やフライパンの淵に、
直線部分は広い面の汚れ落としにピッタリです。
道具を1つプラスしただけで、こびりついた汚れをこそげ落とすのがとても楽になりました。
●大変な作業を楽しくする
食器や調理器具を洗う際に、特に大変なのがギトギトした油汚れを落とすこと。
事前のひと手間で楽しくしてみてはいかがですか?
例えば、魚焼きグリル。お魚やお肉を焼いた後は、網の下のトレーは落ちた油でギトギトになります。
こうなると洗いたくないですよね…。
写真は調理前に網の下のトレーに水と片栗粉を入れたもの。(水2カップ、片栗粉大さじ2)
普段どおりに調理して、調理後はコンロが冷めるまでほったらかし。
冷めたら後は剥がすだけです。
この剥がす作業が楽しくて、わが家では子ども達が取り合っています。
子どもの家事参加にも一役買ってくれるかもしれません。
「手間を省く」と聞くと、何だかさぼっているような…。と、
罪悪感を覚える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、出来た時間は気持ちにゆとりを与えてくれます。
ぜひ、「減らす」「プラスする」「楽しくする」の3つの方法で、
毎日家事を頑張る自分を休ませてくださいね。
収納とインテリアで暮らし最適化
株式会社アンジェ・リュクス 佐藤美香
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