第77回 About C4DL コラム「ハウジングフェス JAMBOREE CHILL HOUSE」


 
今回は3月30日~4月1日にハウジングフェスが行われた、船橋市のK様邸「JAMBOREE CHILL HOUSE」をご紹介します。

2歳の男の子とご夫婦3人家族のK様。当初は、ご主人の両親が住む実家をリフォームするか、増築するか、取り壊して2軒を建てる案もあったそうですが、ご主人のお父様のご実家の土地があったことから、その土地で家を建てることになりました。土地の調査や分筆などの手続きもC4DLで行い、日当たり抜群の広々とした家が建ちました。早速ご紹介します。
 

スタイリッシュでありながらも温かみのある外観

 

 
レッドシダーのウッドパネルにアイボリー、ホワイト、ライトアッシュ3色のガルバリウム鋼板を組み合わせ、スタイリッシュながらも温かみのある外観の「JAMBOREE CHILL HOUSE」。「この外観が一番のお気に入り」と声をそろえるK様ご夫婦。
 

 
広い敷地に母屋や倉庫などがあることから、様々な世代が集まるテーマパークのような場所だと感じたというデザイナーの後藤宏樹さん。そういったことから「JAMBOREE CHILL HOUSE」と名付けたそうだ。そして、ただ名付けただけでなく、なんと、上から見ると某有名キャラクターの顔のようなデザインになっている。後藤さんの遊び心に感心するとともに粋なセンスに驚くばかり。
 

 
子どもが遊ぶ姿を親族が微笑ましく見守る光景を思い描いて、母家側にリビングとウッドデッキを配置。リビングから庭、母家へと、そこに暮らす家族の繋がりを意識したという。
 

C4DLに決めた理由とは

 

 
C4DLとの出会いは4年ほど前。K様ご夫婦が結婚する前に、奥様が仕事でC4DLを訪れたことがあったという。当時からご主人に「素敵な家を建てるデザイン事務所がある」という話をたびたびしていたそうだ。天然木を使用した外観や内装が特に気に入ったという。
 

 
「家を建てると決めた後、いろんな住宅展示場を見てハウスメーカーも調べた。C4DLと似た家を建てられないか、と他のハウスメーカーに聞いてみたりもしたが、予算が跳ね上がってしまう上にデザインもピンとこなくて」と奥様。「外壁にレッドシダーを使ったり、杉板張りの天井が標準仕様の会社は他に見つからなかった」とも。
 

 
また、住宅プランナーの高橋邦生さんが「『本当に家を建てることになったら相手の親御さんにもしっかり説明しますよ』と言ってくれたこともとても印象的だった」と話す奥様。K様のお父様と叔父様の名義だった土地に家を建てることになったことから、土地の分筆や名義に関することなど、煩雑な調査や手続はすべてC4DLが行ったとのこと。家づくりだけでなく、こういった手続きまですべて任せられるのも有難い。
 

ゲストルームとウッドデッキのある明るいリビング

 

 
土地の広さを生かし、「完全に南向き」にしたというリビングは、大きな窓から光が差し込み明るく、天井の高さも相まって開放感を感じる。
 

 
タイル貼りのおしゃれなキッチンには、冷蔵庫と冷凍庫が置けるスペースを作った。大きなパントリーは動線を妨げない引き戸がうれしい。
キッチンの背面収納は、収納力と見た目、使い勝手を考え、カップボードと背面カウンターはシステムキッチンとは別メーカーのものを奥様が選んだ。
オーナー様のこだわりに柔軟に対応してくれるのもC4DLの魅力。
 

 
リビング横のゲストルームは、2歳になったばかりのお子さんの遊び場になるだろうと考え、造作の収納棚の下に扉のないスペースを設けた。扉があるとおもちゃの出し入れで毎回開閉が面倒になることを想定して、奥さまが希望した。来客時には布団が2枚敷けるように、広さは4.5畳に。また、在宅勤務の奥様の仕事部屋としても活用することを想定して、打ち合わせ相手が玄関から直接入って来られるドアをつけるなど、これからのライフスタイルを見据えた工夫が施されている。
 

 
リビングから続く広いウッドデッキは、ご主人の1番のこだわりポイント。ハンモックを吊るせる強度があるので、そこでゆったりお酒やコーヒーを飲むことが今から楽しみだという。
 

スタイリッシュだけでなく家事動線を考えた間取り

 

 
玄関を入ってすぐ目に入るリビングに繋がるドアはスモーキーな青にすりガラスでまるでカフェの入り口のよう。その横の手洗い場も、ダイビングが趣味というご夫婦が気に入った青のタイル。「他社だとオプションになるようなおしゃれなデザインが標準で選べるのがC4DLのいいところ」と奥様。
 

 
奥様が1番こだわったのは玄関から水回りのへ動線。お子さんが泥遊びをした後玄関から直接お風呂に行き、脱いだ服を洗濯し、そのまま脱衣所の洗濯用ポールに干して1階のファミリークローゼットに収納するという一連の家事動線を考えて設計した。
家事動線の計画を立てるにあたっては、C4DLが提携している片付け・収納・インテリアのプロフェッショナル「株式会社アンジェ・リュクス」に何度も相談したそうだ。収納については、実際に現在の住んでいる収納状況の写真を見てもらって、収納のアドバイスを受けたという。個人にあわせて収納アドバイスをもらえるのは有難い。

2階はプライバシーに配慮した明るい主寝室と子ども部屋

大きな窓から光がふんだんに差し込み明るい主寝室。さりげないアクセントクロスがおしゃれ。
 

 
2つの子ども部屋にもそれぞれに3面に窓があり、2階はどの部屋も自然光がふんだんに差し込む。
 

 
机を置くことを想定したスペースは、集中できるようにパーテーションのように仕切っている。子ども部屋の収納は、あえて扉をつけていない。「見える状態にしておくことで、『整理しなければ』と本人が意識するのでは」という収納アドバイスもあったそうだ。
 

 
家族の繋がりを意識しつつ、一方でプライバシーが守られた家でもあるK様邸。2つの子ども部屋の間には洗面台が設けられている。
 

 
各部屋を独立した配置にすることで、お互いの話し声や生活音が漏れないように、また、2つの子ども部屋は足音が1階のリビングに響かない位置に配置したという。
子どもが成長して生活リズムが変わっても、ほどよくプライバシーが守られ、家族全員がストレスなく暮らせるだろう。

学生がデザインしたインテリア
今回、新たな取り組みとして、LDKのインテリアコーディネートを日本工学院専門学校蒲田校の学生が企業連携課題として提案した。ハウジングフェスでは同じ家具を使うため、どうしてもテイストが似てしまうことから、C4DLのスタッフ、菊池さんが提案して実現したという。

ダイニングテーブルの椅子の色をあえて変えたり、ランチョンマットや小物などのセレクトにもこだわりが。
 

 

 
家具の色味が内装にも調和し、新しい家での家族の団欒のイメージが膨らむ、心地良い空間に仕上がっていた。
 

 

 
いかがでしたでしょうか。
日当たりのいいリビングや庭先で夢中で遊ぶお子さんの姿が思い浮かぶ、テーマパークのような家でしたね。何度も、時には長時間の打ち合わせを重ねてきたというKさん夫婦。「こだわりが詰まった家。良く完成したな!という気持ち」と笑顔でお2人が話していたのが印象的でした。これから素敵な思い出がたくさん刻まれていくことでしょう。
 

 
株式会社フィット 斉藤舞でした。
 


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