こんにちは！広報PR・住宅アテンドの澁谷（しぶたに）です。
まだまだ気温は高いですが、湿度が落ち着き過ごしやすくなってきましたね。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今回も前回に引き続き、家づくりのプロ 設計デザイン後藤と共に「家づくりの基本を知る」をテーマにお話ししていきたいと思います！今回は『土地の性格を知ろう！』の巻・前編です！
▷#001 「家づくりの基本」～土地には優先順位がある！～の巻 はこちらから
▷#003 「家づくりの基本」～土地の性格を知ろう！～の巻・後編 はこちらから
澁谷：今回もよろしくお願いいたします！さっそくですが、たびたび登場する「土地の性格」とはどういう意味ですか？
後藤：弊社では土地の「特徴」のことを「性格」と呼んでいます！同じ土地は世界に一つとしてないので、その土地にはそれぞれ「個性」があると考えます。
澁谷：なるほど！そんな考え方もあるのですね。ちなみに、土地の「個性」は何を基準に考えたら良いですか？
後藤：まずは、「方位」です！「方位」は家づくりにおいて大事な要素の一つです。「方位」と聞くと、日当たりが思い浮かぶと思いますが、間取りやライフスタイルにも影響を与えます。また、弊社では「土地と間取りは一心同体」と考えているため、方位ごとのメリットデメリットを理解する必要があります。
澁谷：人気の方位といったら日当たりが良く、広いお庭がとれそうな南入りの立地ですよね♪反対に北入りは日当たりがあまり良くないイメージがあります…また、東入りは朝日が気持ち良さそうだし、西入りは西日が強いイメージがあります。それぞれの特徴やメリット、デメリットを教えてください！
後藤：では、下のイラストでメリットデメリットを解説していきます！まずは、南入りです。
メリット
◎一日中、日当たりが良い
◎建物の影になりにくい
◎温かく、光熱費を抑えられる
◎開放的
デメリット
×人気のため価格が高い
×日が当たりすぎて床が傷みやすい
×大きな窓が南向き→プライバシーの確保が必要
後藤：次に、北入りです。
メリット
◎土地の価格が安い
◎夏は涼しい
◎プライバシーが確保しやすい→庭で人目を気にせずBBQができる
デメリット
×日光が入りにくい
×寒くなりやすい→南向きに大きな窓で対策
後藤：次に、西入りです。
メリット
◎日照時間が長い
◎夕日が見られる
◎冬でも部屋が暖かい
デメリット
×西日が強すぎる
×朝日が期待できない
×夏は夕日が暑い
後藤：最後に、東入りです。
メリット
◎朝から日当たりが良い
◎午前中でも暖かい
◎午前中でも洗濯物が乾きやすい
デメリット
×午後の日差しが入りにくい
×廊下が長くなる
×北東（鬼門）に玄関を置きやすい
後藤：方位ごとのメリットデメリットを知ることで、ライフスタイルのイメージがしやすくなります！例えば、比較的価格の安い北入りの立地を選んでもBBQが好きな方にはメリットになりますよね？ただ、北入りの土地は日光が入りにくいため、2階リビングになることが多いです。
澁谷：2階リビングは年齢を重ねた時に暮らしずらいというイメージを持つ方も多くいらっしゃいます。
後藤：どこに、何に、ライフスタイルの重点を置くかが大事です！方位によっては大きく間取りにも影響するため、「方位の仕組み」を理解する必要があります！
澁谷：なるほど！「方位の仕組み」、勉強になります！
後藤：それぞれの「方位」のメリットデメリットがイメージできましたか？「土地の性格」を知ったうえで土地を探すと、ご自身の理想とする土地をある程度絞り込んで探すことができます。
ご家族のライフスタイルをお互いに理解しつつ進めていくことで、未来の生活を見据えた土地探しができ、より豊かな生活が待っています♪
澁谷：『土地の性格を知ろう！』の巻・前編、いかがでしたか？北側にある窓は照度が一定しているため、勉強など作業に集中するにはピッタリで、反対に南側にある窓は光が動くので、あまり集中する作業には向いていないですが、時間（四季）の流れが感じられてドラマチックな窓が演出できるとのことです！
このように、普段意識することの少ない「方位」ですが、これからお家を建てられる方はそんなところも気にしてみるととても参考になると思います！町を自分事として見て歩いてみるとヒントやアイディアがたくさん散りばめられていますよ！
後編では、最低限知っておきたい土地の法律についてお話ししていきますのでお楽しみに～♪
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